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国内外の強豪が終結!セイコーゴールデングランプリ陸上2019大阪

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● 活性化する日本短距離界

来年の東京オリンピックに向けて各競技の動きが活発になってきたが、陸上競技の短距離が特に注目を浴びている。

5月11日日本初開催のIAAF世界リレー2019横浜大会では、最も期待された4×100m予選で日本のお家芸とされていたバトンタッチでまさかの失格となり、決勝進出がならずテレビにかじり付いていた全国のファンをがっかりさせてしまった。

しかし、その翌朝5月12日(日本時間)アメリカから嬉しいニュースが飛び込んできて、休日の話題を盛り上げてくれた。アメリカアーカンソー州で行われていた大学南東地区選手権で、フロリダ大学のサニブラウン・ハキームが男子100m決勝で、桐生祥秀に次いで日本人2人目となる9秒台の9秒99をマークして優勝した。

もともと、2015年世界ユースで100m、200mをいずれも大会新記録で制する等、世界的に注目を集めるスプリンターで、2017年には18歳で日本選手権の100m、200mの短距離二冠を成し遂げる等、新世代のエースとして期待されていた。

そのサニブラウンが9秒台を出した事で、今までは日本最強のスプリンター山縣亮太と、日本最速の男9秒8の記録を持つ桐生との2強がリードしてきた日本短距離陣が、サニブラウンを含めて3強時代に突入したといえるであろう。

更に、サニブラウンは今回の快挙で男子100mの東京オリンピック参加標準記録を初めて突破した事になる。それは、山縣、桐生を始めとする短距離陣に刺激を与えないはずがない。

● 更なる飛躍へ、セイコーゴールデングランプリ大阪

5月19日のセイコーゴールデングランプリ大阪には、2017年世界選手権金メダリストで9秒74の記録を誇るジャスティン・ガトリン、9秒93のキャメロン・バレル、9秒99の記録を持つケンダル・ウィリアムズのアメリカ3選手を始めとする海外のスプリンターと、山縣、桐生、多田修平、ケンブリッジ飛鳥、小池祐貴の日本短距離界を代表する選手が一堂に会する。

これ程のメンバーが揃ったなら余程悪条件にならない限り好記録は確実で、特にガトリンを始めとするアメリカ勢は9秒台前半のタイムも期待出来る。その世界の強豪達と争えばいつも気象条件に恵まれないで9秒台がお預けになっている山縣、今季好調で先月ドーハのアジア選手権を制した桐生には十分9秒台の可能性がある。

また、その他の選手にも今秋ドーハで行われる世界陸上選手権参加標準記録10秒10や、サニブラウンが一足先に突破した来年の東京オリンピック参加標準記録10秒05のクリアを期待したい。

混戦必至の東京オリンピック代表選考には、参加標準記録を満たし、世界陸上選手権8位以内の日本人最上位、日本陸上選手権優勝、IAAF世界ランキング等の条件があり最終決定は混迷を極めそうだが、いずれにしても今週のゴールデングランプリ陸上2019大阪は代表を狙う選手にとってキーポイントになる事だけは間違いない。

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