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プロランナー川内優輝、ボストンマラソン連覇ならず17位に終わる!

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第123回ボストンマラソンが日本時間4月15日アメリカ・ボストンで行われ、日本からは2連覇を目指す川内優輝、東京オリンピックを目指す井上大仁、園田隼等が男子の部に出場した。

日本勢最上位の12位に2時間11分53秒でゴールした井上。
川内は2時間15分29秒の17位。園田は18位に終わった。

優勝はゴール前での接戦を残り数メートルのところで逆転したローレンス・チェロノ(ケニア)。
アフリカ勢3人の争いを制して両腕を挙げて歓喜のゴール。

ディフェンディングチャンピオンとして最も注目を浴びた川内。レース前日のイベントではサイン攻めに合う等人気抜群。
前回はスタート時3・3度という低温に風が吹く悪条件。スタートから独走の川内が途中で一旦追い付かれたが、「心臓破りの坂」を乗り切り40キロ過ぎで世界選手権を2度制覇したキルイ(ケニア)を抜いて、日本人男子31年ぶりの優勝。

レース前日のトークショーでは、「バッド•ウェザー•ランナー」と紹介されていたようにアメリカではまだ本物の実力者とは認知されていない。
「王者としてのプライドを持っていきたい」と、語っていたが埼玉県庁を退職して4月からプロランナーになったばかり。

プロ転向の準備や会見等のプロとしての雑務に追われ練習不足。
レースで走りながら調整していく川内にとっては走り込みの不足が心配されたが、序盤こそ昨年を彷彿させるスタートダッシュで飛び出したが、すぐに追いつかれ10キロ過ぎには先頭集団から脱落という不本意なレースになってしまった。

川内自身は東京オリンピックに関心を示さず、今年の世界選手権に照準を定めていると言われているが、プロ入りして話題を呼ぶのは結構だが、アスリートとしてレースに出るからには優勝を目指す姿勢が大事だろう。

「理想とするプロランナーがいないので、自分が新しい道を開きたい」というが、単なる話題で盛り上がる「客寄せパンダ」で終わるつもりは本人にも無いだろう。
それなら、話題先行のプロランナーで終わる訳にはいかない。

3月に埼玉県庁を辞めて、5月には元デンソー陸上競技部の水口侑子さんと結婚。
もう、公務員ランナーと温かい目で見られる事に甘えていられない。
プロランナーとして自分だけでなく家族の事も考えていかなくてはならない。

川内自身、競技者として更なる飛躍を本気で目指すのか、それとも一風変わったマラソンランナーという立ち位置で満足するのか、その本気度が問われている。

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