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日本人最速100号、西武の4番山川穂高の驚異的なホームランペース!

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● 西武入団までの足取り

西武の主砲・山川穂高の勢いが止まらない。5月12日に日本人最速となる100号本塁打を放ったばかりだが、15日には第一子となる長女誕生に自ら2本のバースデーアーチを届け、更に同日発表の3、4月の月間MVPを獲得する等、乗りに乗っている。

沖縄出身の山川は小学校から野球を始め、『首里マリナーズ』に所属。中学校時代は、ヤクルトで活躍して後に横浜の監督も務めた大矢明彦氏が名誉監督を務める『チームSOLA沖縄』でプレーして、一塁手として全国大会にも出場。

高校は甲子園出場もある沖縄県立中部商業に進み、一塁手、外野手として4番を始めたが、3年夏の沖縄大会決勝で島袋洋奨を擁する沖縄興南に敗れて甲子園出場は叶わなかった。

その後、富士大学に進学して1年の春から4番を務め、北東北大学野球リーグで活躍して日米大学野球選手権、アジア野球選手権、東アジア競技大会等で活躍して2013年プロ野球ドラフト会議で西武に2位で指名されて入団。尚、富士大学からは翌年に外崎修汰、更に次の年は多和田真三郎と3年連続で西武に入団して活躍している。

● プロ入り後の足踏み状態から飛躍へ

176センチ108キロという、野球選手というよりは大相撲力士と見間違えられる体型の山川。プロ入り1、2年目は一軍より二軍暮らしが長く、3年目に49試合出場して14本塁打と片鱗を見せるがレギュラー定着までは至らず、1年後輩の外崎に追い越される時期もあったが、4年目23本塁打で覚醒すると昨年は一気にブレイクして、143試合出場47本塁打でパ・リーグのホームラン王の座に付いた。

入団当初から体重100キロを超えていて『満腹ルーキー』とか、同じ西武の先輩中村剛也の175センチ、102キロに瓜二つの体型から『おかわり二世』等とユニークな呼び名で注目されてきたが、本人も大学時代から中村の打撃フォームを研究していて、現在も「一番尊敬している選手は中村さん」と言い切る。

また、誰からも愛される性格で、入団当初から自ら「みなさん、アグーと読んで下さい」と、沖縄県琉球在来の豚を例えにしてファンにアピールする等、ベンチでもムードメーカー的存在で二連覇に向かってチームを引っ張っている。

● 日本を代表するホームランバッターへ

西武時代の秋山幸二の351試合を大幅に更新する321試合での通算100号本塁打の新記録を達成した山川。「僕は二軍でやっている時間が長かったので、最速と言われてもピンと来ない」と謙遜する山川。確かに、大学出で二軍生活もあったので最速と言われても出場試合だけの事で、年齢的にはもう27歳だから若手の域は脱している。

しかし、今の山川を見ていると最速100号なんて小さい事に拘っている方が恥ずかしい気がする。本人が趣味はホームランと言うが、どちらかというとスロースターターのイメージがある山川が、現在39試合で18号と開幕ダッシュ。

単純計算で行くと143試合で66本。日本人最多記録の王貞治氏の55本どころか、バレンタインの60本も軽く上回る数字。もちろん、机上の計算通りに打てる程甘い世界ではないが、どすこいポーズが嫌というほど映像に流れて、リーグ連覇と60本のホームラン記録更新が現実になる可能性が十分ありそうな気がする。

 

 

 

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