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ますます混戦模様で目が離せないプロ野球!今回はパ•リーグ展望!

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セ•リーグも混戦模様だが、それに輪を掛けた状況なのがパ•リーグ。首位ソフトバンクから1.5ゲーム差に日本ハム。更に西武、楽天と4位まで4.5差しかない正に大混戦。3位内までなら5位のロッテにまでチャンスがありそうで、勝敗表から一日たりとも目が離せない状況が続いている。

セ•パ交流戦で圧倒的強さを見せ付けたソフトバンク。一時は他球団に10ゲーム近い差を付けて独走態勢で、優勝はほぼ決まりと思われたがまさかの失速。この混戦を誰が予測出来ただろうか……。

残り約2ヶ月のペナントレース終盤。例年なら優勝争いのチームと3位内を狙うチームがほぼ決まりかけてくるはずだが、今シーズンのパ•リーグは暑い夏から秋にかけて、最後の最後まで予断を許さない日が続きそう。

● 狂った歯車を戻せるか、ソフトバンク

昨年、ペナントレースは西武に譲ったが日本シリーズで存在感を示して強さを再認識させたソフトバンク。今シーズン前の予想でも前年の覇者西武を差し置いて優勝の一番手に推す評論家が多かった。開幕戦はそのライバルとなる西武だったが、接戦の末3タテにして5連勝という最高のスタート。

やはり、今年はソフトバンクがペナントレースの中心かと思われたが、4月7日開幕戦からわずか9試合にして主砲柳田悠岐が左膝裏の肉離れで離脱。当初は全治3週間との見通しだったが、思いのほか回復が遅れ、現在は8月中の復帰を目指している。柳田の戦列離脱からチームは一進一退を繰り返し、首位争いから抜け出せない状況が続いた。

しかし、球界を代表するピッチャーに成長した千賀滉大、2年目の高橋礼。中継ぎのモイネロ、新人甲斐野央に抑えは森唯斗の充実した投手陣の活躍で大きな連勝、連敗もなく常に上位をキープしてきた。

得意の交流戦を11勝5敗2分けで制し、7月にかけて9連勝で完全に独走態勢。しかし、7月10日からの6連敗でガラリと展開が変わり、7月30日現在日本ハムに1.5差に詰め寄られている。更に、西武が続き4位の楽天まで4.5差という混戦模様。ベテランの松田宣浩やデスパイネも揃ってホームラン23本と頑張っているが、混戦を断ち切るには柳田の復帰を待つしかない。

● 妙な安定感で上位キープの日本ハム

妙な安定感と言ったらファンに怒られるかもしれないが、大きな連勝も極端な連敗も無いのが日本ハムの良さで、現在2位にいる由縁かもしれない。投打に抜群と呼べる力も無いが、これと言った穴が無いのが日本ハムの特徴なのだろう。

投手陣は何と言ってもエース有原航平に尽きる。昨年8勝に終わったが今年は抜群の安定感でこれまで11勝を挙げてリーグトップの勝ち星。更に防御率も2.27で文句なし。ただ、それに次ぐ先発投手が昨年11勝を挙げた上沢直之と、加藤貴之の5勝と物足りない。ただ、中継ぎの宮西尚生と石川直也がゲームを作っているのが救い。

打撃陣は西川遥輝、大田泰示、近藤健介が3割前後の成績を残して4番中田翔が返すパターンが定着。ただ、下位打線に力が無いのと、チームに長打力が欠けている点が気になる。

現在ソフトバンクから1.5差と健闘はしているが、この混戦を抜け出す決め手に欠ける。有原に次ぐ投手と中田に引けを取らない長打力の持ち主が待たれる。

● リーグ随一の破壊力の打線で2連覇狙う西武

あの破壊力ナンバーワンの山賊打線のイメージから、出入りの多い荒っぽい成績かと思っていたが、5連勝と5連敗が1回あるだけで48勝45敗でソフトバンクから4ゲーム差の3位。

昨年活躍した多和田真三郞と榎田大樹が先発投手の誤算。プロ入り5年目の高橋光成と3年目の今井達也という若い二人が先発としてローテーションを守っているが、まだ7勝、6勝と柱と言われる成績ではない。どちらかがエース級の活躍を見せられるかが、今後の優勝争いの鍵になりそう。

打線は相変わらずの破壊力で心配なし。秋山翔吾、外崎修汰、山川穂高、森友哉、中村剛也の打撃陣は打率、打点、本塁打の各部門のベスト5に複数が顔を出している。特に、浅村栄斗の抜けた二塁3番を外崎が見事に埋めているのが頼もしい。

投手が疲れてくるこれからの夏場、正に獲物を求めて山賊打線が大暴れするなら、首位争いを一気に変える可能性を秘めている。この打線がパ•リーグを席巻して2連覇達成出来るか否かは先発投手の出来に左右されそう。

楽天、ロッテも3位争いには加われる位置にいるので目が離せないが、オリックスは少し離され過ぎて苦しいか。

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