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残り20試合以内になり、セ•パ共に混迷を極める上位争い!

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目まぐるしく変わる混戦のプロ野球上位争い。先週の記事ではセ•リーグは巨人の優勝がほぼ確定かと述べたが、一週間経ってまた分からなくなってきた。

パ•リーグも完全に西武がソフトバンクを目と鼻の先に捉え、勢いがついて2強のマッチレースになってきた。

両リーグ共に残り20試合以内になって、一旦点灯したマジックナンバーが消えてマジックナンバー点灯のチームがいないという、空前の混戦模様。その上位争いを改めて占ってみる。

● 巨人とDeNAが争うセ•リーグ

先週の時点では直接対決が6試合残っているので、DeNAにもチャンスはあるがほぼ巨人の優勝が確定か……と予想したが、8月31日から巨人が4連敗中と失速。その間2勝1敗と接戦をものにしたDeNAとの差が2.5ゲームと急接近。

巨人はエース菅野智之が安定せず、苦しい戦いを強いられている。ここまで11勝6敗と一応の数字は残しているが、防御率3.74が示すように今年の菅野は突如として崩れる傾向がある。9月4日の中日戦で2回KOされた時、「菅野は正常ではない」と危機感をあらわにしていた原監督。

その前日8敗目を喫して二軍落ちしたメルセデスに続いて菅野までが、今日9月5日登録抹消になった。先発投手で計算出来るのは山口俊一人しかいなくなり、非常事態に陥って首位争いは更に厳しくなってきた。

一方のDeNAはエース今永昇太が抜群の安定感で今シーズン22試合に先発して、全て5イニングス以上マウンドを守り、自責点5、6と打ち込まれた2試合の他は全て自責点3以内。このところ5連勝中で13勝5敗と菅野に代わってセ•リーグのエースに成長した。

その今永に次ぐ先発投手が濱口遥大とルーキーの上茶谷大河の6勝5敗というのは心許ないが、一時不安定だった守護神•山崎康晃がこの6試合自責点0で5S1Hと完璧な投球を取り戻したのは、これからの首位争いに何よりのアドバンテージになる。

打撃力は坂本勇人、丸佳浩、岡本和真が引っ張る巨人と、筒香嘉智、ロペス、ソトの、やはり三門の主砲を擁するDeNAと互角とも言えるが、迫力と勢いでDeNAがやや優勢か。

リーグ4連覇を狙っていた広島は2位DeNAから更に4ゲーム差と、優勝争いからは脱落。4位の阪神とのCS争いは何とか振り切って、CSで巨人、DeNAを撃破して意地を見せたいところか。

● ソフトバンクと西武の一騎討ちに持ち込まれたパ•リーグ

この一週間でガラリと様相が変わったパ•リーグ。先週首位ソフトバンクに2.5差に迫った西武が、ご自慢の『山賊打線』で更に追い詰めると同時に、3位以下は混戦極まる状態だったが、その中から抜け出した楽天とロッテがゲーム差無しの熾烈な争いを続け、他の2チームを引き離してパ•リーグは三極化の傾向になった。

ソフトバンクは8月下旬の5連敗が痛かった。その間好調だった西武が一気に追い上げ直接対決で連敗して、一旦はゲーム差無しと並ばれたが3戦目に西武を下して抜かれなかったのは流石。ただ、誤算はエースの千賀滉大。このところ千賀らしからぬ投球で3連敗中。この男が立ち直らないとソフトバンクも苦しい。救いは高橋礼。11勝3敗と千賀とチームの勝ち頭となって活躍している。

打撃陣はデスパイネとグラシアルの両外人に、ベテランの内川聖一、松田宣浩が頑張っているが、故障から復帰した柳田悠岐の調子が上がらない。ここ5試合でわずか2安打。ホームランは1本出ているが打点はその1点だけ。

やはり、投打の両輪である千賀と柳田の復活無くしては2年ぶりのペナントレース制覇は苦しい。

勢いがあるのは西武。秋山翔吾、森友哉、中村剛也、外崎修汰、山川穂高『山賊打線』がこの5人だけで130本塁打。相手投手にとっては恐怖の打線。

この強力打線に支えられて榎田大樹、ニールに若手の高橋光成が勝ち星を挙げるようになり、計算が立つようになってきた。今の勢いでは西武の2連覇の可能性が高くなってきた。

CS進出をかけた3位争いも熾烈を極めている。楽天とロッテがゲーム差無しの1毛差。楽天はエース則本昂大の調子が上がらない中でこの位置にいるのは大健闘。平石洋介監督の手腕が光る。

ロッテは荻野貴司、鈴木大地の生え抜きがチームを引っ張る。粘り強いゲームで順位を上げてきた。

この接戦の3位争いは勢いの差でロッテがやや上回るも直接対決が鍵を握りそう。

 

 

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