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エースナンバー18を背負う男達

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投手の背番号18はエースナンバーと言われて特別な意味合いを持っているみたいですが、実はこれといった根拠はありません。
諸説入り乱れて情報が錯綜しています。

まずは、歌舞伎で得意とした演目を「歌舞伎十八番」(おはこ)と言いますが、そこから最も秀でたものが18番を付ける……、という意味合いからエースナンバーとなった。

あるいは、昔球界の盟主と言われた巨人の藤田元司、堀内恒夫、桑田真澄等が18番を付けて大活躍したことからエースナンバーとなった。

という2説がもっともらしく言われています。
しかし、これも根拠は無くてメジャーでは18番は野手が主に付けているようです。

また、日本でも前述した巨人の3選手以上に成績を残した人は別の背番号を付けていますし、球団によってエースナンバーは1番、11番、21番、34番………、等それぞれあります。

要するに、日本で四番打者を最強打者と決めつけていますが、メジャーでは3番最強説とも言われるように日本独特の考えなんでしょう。

それでも、日本のプロ野球界で18番が重みを持っている事は事実で、その番号に拘る選手や、その番号を背負った事にモチベーションを見出して頑張る選手がいる事も事実です。

今年エースナンバー18を付けた選手に注目してみました。

まずは、この人ほどエースナンバーが似合う選手はいないと思われる松坂大輔。

1993年西武にドラフト1位指名された時から、メジャーに渡ったレッドソックス、そして日本球界に復帰したソフトバンクの3年間も18番を背負っていました。

しかし、ソフトバンクを自由契約となって中日に入団した昨年は、2013年ドラフト1位入団の鈴木翔太投手が18番を付けていたので松坂は99番を付けていました。

そして、昨年6勝をあげて復活の兆しが見えた事により、鈴木と交換して18番松坂が復活しました。
これは、松坂にとっても今年更に活躍するためのモチベーションになる事でしょう。

もう一人のエースナンバー18番を背負って注目を浴びているのは、昨年の甲子園で金足農業を準優勝に導いて金農旋風を巻き起こし、日本ハムにドラフト1位指名されて入団した吉田輝星投手です。

こちらも、甲子園春夏連覇で注目を浴びて入団した松坂同様に今年最も騒がれている新人選手です。

もちろん、まだキャンプインしたばかりでプロとしては海のものとも山のものとも分からない状況ですが、日に日に評価は上がっているようです。

キャンプ初日の昨日は投手ノックを受けて、甲子園時代から定評のある軽快なフィールディングを見せて、先輩達から喝采を浴びていました。

そして、今日キャンプ2日目にブルペンに入り38球を投げ込みました。

まだ制球力がイマイチで本人も50パーセントの出来と言っていましたが、外角の速球に威力が有り、スライダーがスピン量が多くてキレが有って独特の曲がりと評価されていました。

松坂同様に一年目から活躍して新人王を獲るような選手になれるか注目されます。

その他、今年新たに18番を背負った巨人の菅野智之と、ロッテの涌井秀章の実績ある両投手にも注目です。