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夏場所新番付発表!平成から令和へ、大相撲の新しい顔は現れるか?

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● 夏場所新番付

5月12日両国国技館で始まる令和初の本場所、大相撲夏場所の新番付が発表された。

横綱は東白鵬、西は鶴竜。
大関は栃ノ心が陥落し、代わりに新大関に高景勝が昇進して3人。
関脇は先場所平幕で14勝1敗と圧倒的な強さを改めて見せ付けた逸ノ城と、大関から陥落した栃ノ心。
小結は平幕で12勝を挙げた碧山が実に4年ぶり27場所目での三役復帰。西は先場所7勝8敗ながら東から西に変わった御嶽海。

● 令和初期の大相撲

優勝争いは予測がつかない混戦模様になるだろう。
番付上位の力士の令和での活躍を予測してみたい。

先場所全勝優勝したとはいえ、全盛時の強さは消えて逆転や巧さで凌いだ白鵬。
理由は分からないが、逸ノ城との取組が無かったから全勝出来たが、先場所の逸ノ城と対戦していたら優勝はどちらに転んだか分からない状況だった。

更に、西横綱鶴竜ははっきりと衰えが見られ、巧さと相撲勘の良さで交わして勝つのがやっとの状態では優勝争いに絡むのも難しいだろう。

ふがいないのは大関。白鵬と鶴竜に衰えが見られ、長年日本人力士として唯一モンゴル勢に対抗してきた、元横綱稀勢の里が引退。
優勝して横綱昇進のチャンスなのに優勝争いにもなかなか絡めない状況。

33歳になった豪栄道はともかくとして、平成生まれ初の大関昇進を果たした29歳の高安には失望させられる。
後輩にあたる御嶽海や高景勝や栃ノ心、玉鷲というベテラン勢にも先を越されて、未だに優勝無し。
次々と20代前半の力士が台頭してきているので、このままでは優勝出来ず万年大関で終わる事になりかねない。一層の奮起を促したい。

新大関高景勝は番付上は令和のスター候補と言えるが、大型化した現在の大相撲で中で突き押しだけで安定した成績を続けるのは難しいと思う。

その点、先を越されたが怪我さえ治れば御嶽海の方が安定感があり、優勝争いに絡む常連になる可能性がある。

更に、先場所覚醒したかのような力強さを見せ付けた逸ノ城。もともと、力があるのは誰もが認めるところだが、いかんせんムラがあり過ぎる。
目の覚めるような強い相撲を見せたと思えば、あっさりと残す腰もなく土俵を割ったりする。
しかし、先場所覚醒したなら一気に番付を駆け上がる可能性も秘めている。

● 夏場所の優勝争い

これらの力士を中心に令和初期の大相撲が回っていくのは間違いないだろう。
ただ、夏場所の優勝争いというと、予測がつかない。上記の番付上位の力士の中から優勝力士が出る可能性は極めて高いが、昨年のように下剋上で思わぬ力士が一発のチャンスをものにする事もあり得る。

今度こそ大関がやってくれそうな気がする。先場所相撲内容は良かった豪栄道。成績も12勝3敗。このところ、稽古場での調子も良く前半取りこぼしが少なければ最後のチャンスが巡ってきそう。

対抗するのは高安か。あの頑丈そうな体の割りにはいつも故障がちで心配だが、悩まされている腰痛が無ければ豪栄道と逆転もある。

三番手は逸ノ城。先場所の強さが本物なら本命間違いないところだが、ムラが命取り。場所に入ってみなければ分からないところがある。

白鵬は先場所みたいに星を拾っていけば、後半は経験と実績がものを言いそうだが、先場所千秋楽の鶴竜戦で痛めた右上腕も気になるし、連覇は難しそう。

最後に御嶽海。今年に入って怪我に泣いているが、安定感がある上に上位陣にも強い。高景勝に大関獲りでは後塵を拝したが実力はこちらの方が上。

鶴竜は力強さが見られず、変化に頼っている相撲が多く墓穴を掘りそう。
高景勝も下の番付では思い切った相撲が取れたが、大関になって受ける相撲も取れるようにならないと好成績を続けるのは難しそう。

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