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大相撲2019春場所展望。優勝争いを占う!

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平成最後の大相撲・春場所が3月10日初日を迎える。横綱稀勢の里が引退して日本人横綱が不在になり、相撲協会は人気低迷を懸念しているが、それを払拭するには激しい優勝争いが求められる。

一昨年までは優勝はほぼ横綱、大関に占められていたが、栃ノ心、御嶽海、貴景勝、玉鷲と初優勝が続き戦国時代の様相を呈してきている。

優勝争いに絡みそうな力士を挙げてみる。

・ 白鵬
はっきり言って力の衰えは否めない。ただ、先場所のように危ない相撲でも何とか堪えてひっくり返す勝ち方を熟知している。
ただ、先場所のように後半崩れてしまう可能性もあり、絶対視は出来ない。
初日の新小結で張り切る北勝富士戦でつまずくと、そのままズルズル行ってしまう危険性もある。

・ 高安
一番優勝に執念を燃やしているのは高安だろう。
横綱、大関陣で唯一優勝経験が無いばかりか次々と下位の力士に優勝をさらわれて、大関の面目丸つぶれの状況。
部屋の先輩の荒磯親方(元横綱稀勢の里)と似たような状況だが、横綱に衰えがみられる今ならチャンスは十分。
場所前は引退した荒磯親方を相手に稽古十分で、更に積極的に出稽古も行い、特に昨日3月7日には正代と9番取った後、立ち合いのぶちかましには定評のある千代大龍相手に31番の猛稽古。
体調も申し分なく、優勝争いの本命とみる。

・ 貴景勝
昨年の九州場所で13勝の初優勝。新関脇の先場所は11勝。二桁で大関当確とも言われている。
白鵬や高安と申し合い稽古を行う等、積極的に稽古を重ねてきた。
押し相撲の割には妙に安定感があり、極端に崩れる可能性は少なく、今の上位陣相手なら怪我でもしない限り10勝は堅そう。
その勢いで優勝争いにも加わってくるか注目したい。

・玉鷲
先場所、初めて賜杯を抱いた34歳の玉鷲。
祝賀会やイベントに引っ張り出されて疲労が心配。初優勝の後に成績が落ちるのは相手力士が研究してくる事もあるが、初体験の忙しさで稽古不足と疲労が原因になる場合も多い。
その点、玉鷲は減り張りをつけて適度な稽古と疲労回復を考えて場所前の調整に当たってきた。
連続優勝は苦しい気もするが、先場所も6日目以降10連勝で優勝を決めたように、典型的な押し相撲で勢いに乗ったら止まらないタイプ。
初日に錦木、2日目大栄翔と割りと恵まれた対戦相手だけに連勝して一気に突っ走る可能性も秘めている。

以上の4力士を中心に優勝争いが繰り広げられる可能性が高い。

もちろん、横綱鶴竜や大関豪栄道の存在も忘れられないが最近安定感に欠けているので、始まってみなければ分からない状況。
また、大関栃ノ心と小結御嶽海は怪我による稽古不足が心配。
面白いのは常に前向きで気っ風の良さが身上の北勝富士。初日に白鵬に土を付ける事があると一気に優勝戦線の台風の目になりそう。

もともと、荒れる春場所と言われる大阪場所。どんな結果になるか予想が付かない優勝争いを楽しんで頂きたい。