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坂本勇人セリーグ新記録の36試合連続出塁を樹立!

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巨人の坂本勇人が開幕からの連続出塁を36試合に伸ばし、前阪神監督の金本知憲氏が1997年に残した35試合連続を塗り替えた。

先週末のヤクルトとの3連戦、世界の王貞治氏の開幕からの33試合連続出塁に並んでいた坂本は、本人が意識する以上にマスコミの加熱報道の注目に晒されていたが、初戦の金曜日初回一死からの一振りで中前安打を放ち、あっさりと球団記録を塗り替えた。

続く土曜日はまるで前日のリプレー映像を見るかのように、全く同じ1回一死カウントも同様の2ボール1ストライクから、やはり中前安打をマークして35試合連続出塁セリーグ記録の金本に並んだ。

そして、迎えた5月12日のヤクルト3連戦の最終日、またまた1回一死から連日のリプレー映像の繰り返しのようにあっさりと中前に運んで、セリーグ記録となる開幕から36試合連続出塁を樹立した。

日本記録は1983年西武のスティーブがマークした40試合。こういった記録は騒がれると止まってしまうものだが、今の坂本を見ているとそれもあっさりと塗り替えてしまいそうな充実ぶり。

5月12日のセリーグ打撃成績表を見ると打率.349、打点30、本塁打13といずれもトップの現在三冠王。従来の2番打者というイメージからは考えられない成績で、特に打点はランナーが貯まった機会の多いクリーンアップが有利で、2番打者の打点王は記憶に無い。それもそのはずで得点圏打率もリーグトップの.364と断然の勝負強さを発揮している事が2番打者の打点王に現れているのだろう。

本来、連続出塁記録は四球を多く選んで塁に出る1、2番打者か、強打を恐れられて敬遠の多いクリーンアップがマークするのが普通だが、坂本の場合は今季1、2番打者が多いが、四死球が20とリーグ8位で、安打数が2位の中日•大島洋平に7差の51安打と断トツの1位。選んで出塁というより最近流行の攻撃的2番打者の典型なのだ。

もともと、四死球を選んで出塁する1、2番タイプではないし、かといって一発長打だけが魅力のホームランバッターとも思えない。個人的には一発もある勝負強い好打者というイメージで理想的な3番打者と思っている。

マスコミは令和初の三冠王とか騒いでいるが、本人は連続出塁記録も打撃成績もあんまり気にしていないようだ。それよりも、キャプテンになってからまだ果たしていないリーグ制覇しか頭にないようだ。だから、打順にも成績にも拘らないで、後ろを打つ機会が多い新加入の丸佳浩につなぐ事を第一に考えている。その無欲が好成績として現れているのだろう。

このままチームを自分のバットで牽引して行った先に、リーグ優勝、日本一、連続出塁記録、打撃成績……といった結果に結びつくのが、巨人ファン、坂本ファンの、そして何より坂本自身の理想だろう。ただ今絶好調の坂本勇人から目が離せない日が続きそうだ。

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