第91回選抜高校野球大会出場校が決まりました。
21世紀枠 3枠
石岡一(茨城)
富岡西(徳島)
熊本西(熊本)
北海道 1枠プラス神宮大会優勝枠
札幌大谷(北海道)
札幌第一(北海道)
東北 2枠
八戸学院光星(青森)
盛岡大付(岩手)
関東・東京 6枠
桐蔭学園(神奈川)
春日部共栄(埼玉)
山梨学院(山梨)
習志野(千葉)
横浜(神奈川)
国士舘(東京)
東海 2枠
東邦(愛知)
津田学園(三重)
北信越 2枠
星稜(石川)
啓新(福井)
関西 6枠
龍谷大平安(京都)
明石商(兵庫)
履正社(大阪)
智弁和歌山(和歌山)
福知山成美(京都)
市和歌山(和歌山)
中国・四国 5枠
広陵(広島)
米子東(鳥取)
呉(広島)
高松商(香川)
松山聖陵(愛媛)
九州 4枠
筑陽学園(福岡)
明豊(大分)
大分(大分)
日章学園(宮崎)
以上、32校が決定しました。
選ばれた高校の選手はおめでとうございます。
なお、今年の第91回選抜高校野球大会は3月23日(土)から12日間の予定で行われます。
さて、選抜高校野球大会の出場枠に疑問を感じるのは私だけでしょうか。
関西、関東が毎年出場枠が多く公正な選抜とは思えません。特に関西は6県で6校と夏の甲子園大会と変わらない出場枠になっています。
選抜は文字通りに選ぶという事ですが、公正な選抜でなければ意味がありません。
もちろん、学校数やレベルは考えなければいけませんが、かといって旧態依然の関西偏重では問題ではないでしょうか。
確か、近年の成績によって枠を見直すという方針だったはずですが、最近全く見直されていません。
新聞社や高野連の思惑があるのかもしれませんが、なぜ地方の高野連はもっと偏重是正に声を上げないのでしょうか。
今、選抜大会は野球だけではありません。ほとんどの競技で年末から春にかけて行われていますが、どの競技でも1県1校に近い出場枠になっています。
野球だけがなぜこんな不公正な選抜がまかり通るのでしょうか。
また、神宮大会優勝枠はともかくとして21世紀枠等は不公正の元凶と言われても仕方ないのではないでしょうか。
どのようなスポーツでも勝ち負けによって道が開けるものです。県大会ベスト8以上の中から選抜するなんてナンセンスの極みです。
こんな時代遅れの高野連の姿勢が野球離れに拍車をかけているのを自覚しなければいけません。
上記の出場枠の中で特に不公正の影響を受けているのは北海道・東北ではないでしょうか。
北海道・東北枠3校になっていますが、関西が6県で6校なのに南北北海道に東北合わせて夏の甲子園では8校出場なのに、たったの3校とはどういう選抜なのでしょうか。
レベル的にも北海道は優勝経験もありますし、東北も未だに優勝こそないものの近年決勝には何度も駒を進めています。
関西の枠を1減して北海道・東北に最低でも1枠プラスすべきではないでしょうか。
このような前時代的な選抜方法では野球離れに拍車がかかるのは目に見えています。