いよいよ、明後日3月29日(金)2019プロ野球が開幕する。
今年はフリーエージェント(FA)やメジャー移籍等で例年になくストーブリーグが活発で各球団の戦力変動が激しかった。
そのせいで開幕してみなければ分からない面もあるが、現時点での順位を予想してみた。
•1位 広島
確かに丸佳浩のFA移籍先はライバルの巨人だったので、その戦力のプラスマイナスは2倍になる計算だが、数字通りに運ばないのが野球の面白さ。
田中広輔、菊池涼介の1、2番コンビは健在で3番西川龍馬の出来が鍵を握るが、ある程度の数字を残せれば4番鈴木誠也、5番松山竜平、6番バディスタと続く打線は得点力がある。
もし、西川が3番として結果を出せないなら長野久義、野間峻祥もいるので心配は無い。
広島はその他の代打要員も充実しているので、丸の抜けた穴は埋める事が出来る。
投手も大瀬良大地、ジョンソン、九里亜蓮、に昨年不振だった野村祐輔の復活が見込めれば、後は充実した中継ぎ陣にクローザーの中崎翔太が控えているので万全。
広島の強みは投打に留まらず、堅い守りと走力、更に勝ち方を知っている点にもある。
まず、4連覇の可能性は十分。
•2位 DeNA
ソト、宮崎敏郎、筒香嘉智、ロペスと続く主軸の破壊力はリーグナンバーワン。
1番に桑原将志か神里和毅が定着出来れば更に得点力は増す。
投手は今永昇太、東克樹、石田健太の左腕トリオに期待。若いだけに波に乗れば一気にブレイクしてエース級に化ける可能性がある。
更に、ドラフト1位指名の上茶屋大河が即戦力のメドが立ったのが大きい。
中継ぎ陣も揃っていて、守護神には山崎康晃が控えているのも若手投手には心強く、スタートダッシュが出来れば広島も侮れない存在になりそう。
•3位 巨人
丸が入って打線の厚みは増した上に吉川尚輝の成長が大きい。
今のところ、1番吉川、2番坂本勇人、3番丸、4番岡本和真。
以下、ゲレーロ、ビヤヌエバ、中島裕之、阿部慎之助、陽岱鋼……等、層の厚さはリーグナンバーワン。
問題は投手。菅野智之、山口俊に続く先発が安定していない上、クローザーもまだ全幅の信頼を得る投手がいないのは不安。
以上の3球団の争いになると予想している。
ヤクルト、阪神、中日は少し上位チームとは差があるがヤクルトの打線は侮れないものがある。
阪神、中日は新監督になって来季以後へのチーム作りが大事になる。