週末のスポーツア・ラ・カルト❗日本シリーズ、天皇賞、大学女子駅伝

秋というよりは初冬という季節に入ってきました。スポーツは秋から冬のシーズン花盛り

毎週一本の記事では対応しきれなくなりそうなので、複数の競技を採り入れて発表するケースも必要になりました

題して『スポーツア・ラ・カルト』本来のフランス料理のア・ラ・カルトとは違いますが、色々という感じで使ってみました

日本シリーズ❗

オリックス山本由伸、阪神村上の両エースで始まった日本シリーズ第１戦。投手戦になると思いきや、パ・リーグのエース山本が６回もたず７失点の大炎上。阪神の１、２番コンビ近本光司、中野拓夢が共に３安打の大暴れ。

効果的だったのは５回の佐藤輝明の好走塁。投げては村上が７回２安打の完璧な投球。そして、岡田彰布監督の山本に対する「そんなええと思ってない」発言。最初からいい投手と諦めたら絶対に打てないという強気でチームを鼓舞。

エース山本で一方的に敗れた内容から、阪神がこのまま突っ走るかと思われた第２戦。必勝を期したオリックスは左のエース宮城大弥。前日の阪神村上を彷彿させるような好投で６回０封。

一方の阪神先発西勇輝は第１戦の山本を見るような乱調で４回途中の降板。何故、西なのかという疑問もあるがオリックス宮城の好投を思えば大竹耕太郎、伊藤将司を温存出来たのはラッキー。まだまだ、阪神の優位は動かないとみる。

強い。強過ぎる。久し振りに競馬を観て唖然とさせられた。世界ホースランキング第１位は伊達ではなかった。これで９戦７勝でＧⅠ５連勝と向かうところ敵なしの正に現役最強馬イクノイックス。

負けた２戦は昨年の３歳クラシック皐月賞、ダービーの２着。今にして思えば何故負けたのかと思いたくなる。本格化する前だったといえばそれまでだが、共に２着だっただけにもったいない。

しかし、その後の充実振りは目覚ましい。今回も３番手の好位置から直線軽く鞭を入れただけで他馬と次元の違う脚で完勝。来年は日本のホースマンの悲願である凱旋門賞制覇を成し遂げて欲しい。

何の競技でも続けて勝つのは難しい事。それを選手が毎年のように入れ替わりする大学女子駅伝で７連覇の偉業を達成した名城大。特に身体的な関係で男子に比べてコンディション調整が難しい女子での７連覇は奇跡としかいえない。

正式名『全日本大学女子駅伝対抗大会』は１９８３年から毎年行われ、今年４１回を数える大学女子の伝統の駅伝競走。１９９８年第１６回大会までは海外の大学も参加していたが、１７回大会以降は日本国内の大学だけに限られている。

当初は海外勢のレベルが高く、優勝校に名を連ねている。その後、京産大、筑波大などが全盛を誇ったが、近年は立命館大と名城大の２強時代。そして、このところ名城大の一強になりつつある。

駅伝の場合は安定が第一。名城大の場合も決してスーパースターがいる訳ではない。全ての選手か区間４位内に入る安定感、それが強さの秘密。名城時代が続くのか、他の大学に好選手が出てきて台頭もありそうな来季に注目したい。