Warning: Use of undefined constant phpable - assumed 'phpable' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/blue0825/blue0825.com/public_html/wp-content/themes/cocoon-child-master/tmp-user/head-insert.php on line 1

コロナウイルスに負けずに無観客開催の大相撲春場所回顧

人気ブログランキング

コロナウイルスによってほとんどのスポーツ、イベントの開催が中止や延期を余儀なくされる中、裸同士の力士達がぶつかり合う大相撲春場所が無観客とはいえ、開催されて15日間無事に終えられた事は奇跡と言っても過言ではない。

観客はさておいて、選手、アスリート同士の感染という点では最も危険性の高いスポーツの一つである大相撲。それを無事に終える事が出来たのは力士、親方をはじめとする協会に携わる人全ての努力の賜物。

八角理事長が千秋楽に言われたように誇って良い快挙と言える。その史上初の無観客で行われた大相撲春場所を回顧してみる。

横綱

私の場所前の予想とは裏腹にまさかの千秋楽相星決戦。35歳と34歳の両横綱の奮闘には頭が下がる思いである。この両横綱が強いのか日本人力士がだらしないのかはさておいて、結果的には場所を引き締めたと言える。

ただ、白鵬は優勝したとはいえ相変わらずの張り手が目立つ荒っぽい相撲内容にはがっかり。横綱審議委員会の注意にも耳を貸さないこの相撲は横綱としての品格ゼロと言われても仕方ない。

「反則技ではないから構わない」というのが白鵬の言い分のようだが、以前に自身が顔を張られた際に「横綱の顔を張るとは許せない。師匠に厳重に注意してもらわなくては……」という意味合いの発言をしていた。

それならばフェア精神に欠ける事になる。元来、歴代の横綱が張り手を多用する事はほとんどなかった。他の力士も横綱に張り手は畏れ多いので遠慮している。白鵬がこれからも張り手を多用するなら他の力士も遠慮しないで白鵬に張り手をかましていくべき。それでこそフェアな格闘技と言える。

白鵬以上に称賛したいのは鶴竜。前半で2敗した時はいつ崩れて休場に追い込まれるかと心配したが、その後立て直して優勝争いに加わってきたのはさすが。優勝こそ逃したが後半の相撲内容は白鵬を上回る安定感があった。まだまだやれるという自信を持てたと思う。

あなたのサイトのURL、そろそろスリムにしませんか?

大関

豪栄道の引退と高安の陥落で一人大関となった貴景勝。精神的にもタフな力士なので一人大関そのものは心配していなかったが、如何せん相撲内容が悪くまさかの負け越し。来場所はまたカド番を迎える。

つき押し一辺倒の力士はどうしても成績に波があり、安定した成績を残すのが難しいと言われる。横綱昇進力士のほとんどが四つ相撲なのをみても一目瞭然。貴景勝は昨年四つ相撲を身に付けるのに失敗したが、上を目指すなら再びチャレンジして欲しい。

三役

春場所の焦点となった朝乃山の大関獲り。序盤は不戦勝も含め5連勝と順調なスタート。その後平幕相手に2敗したが立ち直り10勝2敗で横綱戦。連敗して大関が遠退きかけたが、千秋楽に大関貴景勝を押し倒して11勝4敗。

大関昇進への目安とされる直前3場所33勝には一つ足りない32勝。しかし、常に真っ向勝負のけれんみのない取り口や右四つ本格派の相撲内容が評価されて、今日3月25日大関昇進が決定した。横綱を目指せる大器として稀勢の里に次ぐ日本人横綱を目指して欲しい。

先場所大活躍して一皮向けたと期待された正代。何とか8勝して関脇の座は守ったが大関を狙うにはムラをなくしたい。

あなたのサイトのURL、そろそろスリムにしませんか?

平幕

先場所幕尻で劇的な平幕優勝を果たした德勝龍。一気に幕内2枚目まで番付を上げて注目されたが、序盤から横綱、大関等の上位戦が組まれた事もあり勝ち星が伸びず4勝どまり。それでも、横綱鶴竜から金星を挙げる等存在感は示した。

怪我から復調して白鵬に土を付け、9勝を挙げて三役復帰を目指す阿武咲。12勝を挙げて終盤は御嶽海、正代という実力者にも勝った隆の勝。元横綱琴櫻の孫として注目を集め新入幕で9勝6敗と勝ち越した琴ノ若……等、期待される頼もしい若手の活躍はコロナウイルスで見通しがはっきりしない角界に灯りを点した。

運動後のジョイントメンテ&リカバリーケアドリンク【ランショット】