Warning: Use of undefined constant phpable - assumed 'phpable' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/blue0825/blue0825.com/public_html/wp-content/themes/cocoon-child-master/tmp-user/head-insert.php on line 1

貴景勝13場所振り3回目の優勝❗一人大関の貫禄見せ付ける❗

人気ブログランキング

混戦と言われた大相撲初場所。結果的には一人大関の貴景勝が13場所振りの賜杯を抱いて幕を閉じた。私的には貴景勝の相撲では安定感に欠けるので優勝や横綱には否定的な意見を述べてきたが、今場所はいつも以上に気迫がこもっていたように見受けられた

高いレベルの優勝なら横綱昇進も有り得たが12勝3敗では見送りの公算大。照ノ富士の休場で横綱不在だが無理に昇進させないのは賢明な判断だと思う。来場所誰にも文句言われない成績で綱取り成るか、それとも他の力士が待ったをかけるのか……。注目力士を中心に初場所を振り返ってみる。

優勝  貴景勝 12勝3敗

敢闘賞 琴勝峰 11勝4敗

技能賞 霧馬山 11勝4敗

初場所盛り上げた3人

序盤戦から不安定な取り口で、2日目に土が付いた貴景勝。しかし、徐々に調子を上げて10日目には9勝1敗の単独トップ。7、8日目の翠富士、錦富士戦は魂の籠った貴景勝の覚悟を見せたような一番だった。しかし、11、12日目の連敗は一方的に押し切れない時の脆さが出て、今場所での綱取りは消滅。その後、13日目の阿武咲戦の熱戦に断を下した張り手でスイッチが入って、終盤3連勝で賜杯を手にした。今場所も回しを取られた時の脆さはあったが、貴景勝ファンならずとも応援したくなるような気迫が産んだ優勝と言っても過言ではないだろう

23歳で初めての優勝のチャンスを得た琴勝峰。20歳で新入幕を果たして3場所連続で勝ち越し、大物現ると期待されたのは令和2年。しかし、その後怪我で十両陥落。幕内復帰には5場所を要してしまう。その後も以前のような力強さは失われ前頭下位に低迷。並の力士に成り下がったと思われたが、今場所は圧力を掛ける攻めの相撲が見られ11勝4敗。千秋楽に敗れはしたが、この経験は後に必ず活きるはず。ただ、番付を上げた来場所が真価を問われる事になる

一時は優勝争いの先頭に立って初優勝を期待されたが、終盤の3連敗で優勝ばかりか三賞までも逃してしまった阿武咲。いつも気負い過ぎて力が発揮出来ていないように見受けられたが、今場所は力みが抜けて持ち前の立ち合いからの突き放す力が復活。貴景勝と違って差す相撲にも進境が見られるのは心強い。終盤の3連敗は優勝争いの経験の無さで、決して力負けではない。琴勝峰と同様に幕内上位になる来場所は更に稽古を積んで、相撲王国青森26年振りの優勝に期待したい。

声だけバイトで1時間2,700円~

横綱、大関昇進候補は

昨年の九州場所は12勝3敗の優勝同点ながら、今場所の綱取りは高いレベルの優勝が条件だった貴景勝。今場所での綱取りは逃したが、来場所優勝なら文句なく横綱昇進。場合によっては優勝同点でも昇進の可能性はありそう。大関一人のプレッシャーの中での今場所の優勝は自信になるはず。しかし、やはり突き押し一本での横綱が厳しいのも事実。今場所も紙一重の相撲が多かった上に、取り組みがなかった若隆景、怪我で力が発揮出来なかった豊昇龍、苦杯を舐めた霧馬山、琴ノ若などに突き押しだけで勝てるか。来場所での横綱昇進は五分五分といったところか

場所前から大相撲ファンを賑わせていた大関候補。有力候補は余多いるが最有力と思われた若隆景、豊昇龍は勝ち越しが精一杯。代わりに踊り出たのが霧馬山。力強さに欠ける点が課題だったが一気に押される相撲がなくなったのは心強い。これで前頭上位から三役の地位で6場所連続の勝ち越しと安定感は随一。これに次ぐのは怪我で後半失速したが、前半は優勝しそうな勢いだった豊昇龍。前みつを取って一気に運ぶ相撲が増えれば安定感が増し、いきなりトップに踊り出そうな雰囲気はある。この2人如何ではまたモンゴルの嵐が吹き荒れる可能性がある

対する日本勢の期待は初日から4連敗を喫しながら、後半の盛り返しで勝ち越した新小結琴ノ若。とにかく、あの大きな体を活かして前に出るのが良い。離れても組んでも相撲が取れるのは魅力。ただ、苦手の豊昇龍戦の連敗を止めるのは喫緊の課題となる。大関候補一番手と見られていた若隆景。昨年の年間最多勝に輝くなど9場所連続勝ち越しは称賛に値するが、優勝した昨年の大阪場所以外は前半の取りこぼしが多過ぎて、大関候補としてはやや後退。他には今場所のような相撲が取り切れたら阿武咲。そして、来場所幕内返り咲き濃厚の元大関朝乃山までが候補となる。

あなたのサイトのURL、そろそろスリムにしませんか?

日本相撲協会に物申す

取組編成に対して一言申し上げたい。以前は千秋楽の取組も普段と変わらず幕内が始まる時点で発表していたはず。ところが、いつの間にか、千秋楽の取組は14日目の成績も考慮して云々とやらで、発表が遅くなってしまった。それでも、少し前までは幕内後半には発表されていたように思う。ところが、最近は幕内取組中の発表はないばかりか午後7時前後になってしまっている。7勝7敗同士の取組を多くしたり、優勝争いに絡む取組云々というのが理由らしいと放送で聴いた事がある

しかし、本当にそれでいいのだろうか。7勝7敗同士の対戦に拘り過ぎて番付の離れ過ぎた取組では観ている方がしらけるだけ。また、優勝争いに絡むとしても今場所のように最上位の貴景勝と前頭13枚目の琴勝峰を今場所最後の取組に編成するのはやり過ぎ。おかげで貴景勝と若隆景という今場所最上位の2人の取組が消滅。盛り上げるというなら、貴景勝と若隆景を組んで、霧馬山に琴勝峰を当てた方が3人から4人による優勝決定戦の可能性もあって面白かったのでは……。余りにも番付を無視した取組編成は逆に大相撲の面白味を無くするという事を考えて欲しい

大相撲初場所の記事は⤵️⤵️でもお読み頂けます