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霧馬山、混戦の春場所を逆転の優勝決定戦で制し、大関へ王手❗

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混戦で最後まで縺れる優勝争いが続く大相撲。新型コロナウイルス感染が収束へ向かい、マスク着用が個人の判断に委ねられて初めて迎えた今場所。それでも大半の人はマスク着用しての観戦だったが、中にはマスク無しで大声の歓声を送る人も見受けられた。こうして、少しずつ少しずつ以前の生活に戻って行くのだろうか

そんな盛り上がった場所に水を差すように感じられたのは立ち合いの見苦しさ。相撲は行司の声を合図にお互いに呼吸を合わせなければ成立しない格闘技。相手を焦らすようにわざとゆっくり待たせて、隙をついて自分の呼吸で立とうとする見苦しさ。私が近年最も苛つかされたのは白鵬、遠藤、豊昇龍。行司がもっと強く促すべきと思うのは私だけだろう

混戦の優勝争い

横綱照ノ富士の休場が続く中、春場所最も注目を浴びたのは大関貴景勝の綱獲り。しかし、初日早々に土を着けられた上に土俵上の怪我で途中休場。あえなく儚い夢と消えてしまった……。再三指摘するように、大型化した現在の大相撲では立ち合いから一気に突き押しで決着する相撲を15日間取り切るのは至難の技。今さら難しいのは百も承知だが、貴景勝には回しを取っての相撲も取り入れて、再び横綱を目指して精進して欲しい

そんな春場所の前半を小柄な体で引っ張ったのは翠富士。小さな体で動きに動き回って相手を撹乱し、気が付けば10日目を終えてただ一人無傷の10連勝。勢いに乗ってこのまま突っ走ると思った人もいたようだが、終盤戦に三役力士との対戦で5連敗。その翠富士に代わって先頭に立ったのが小結大栄翔。激しい突き押し、のど輪で立ち合いから小気味良い真っ向勝負で相手を圧倒。土俵際で残されても、回り込まれても怯まず徹底する突き押し。小細工無しの共感を呼ぶ相撲で14日目を終えて1差リード。千秋楽の霧馬山との2番もビデオテープを観るように、立ち合いから圧倒しながら土俵際で逆転され、2度目の優勝を逃してしまったが、勝者を上回る賛辞を贈りたい天晴れな15日間だった

混戦の春場所を制したのは当ブログで優勝候補の筆頭に挙げた関脇霧馬山。7日目で早くも3敗目を喫した時には優勝は無理かと思われた。正代、阿武咲、琴ノ若などパワーのある力士に力負けした感があり、先場所の11勝に続いて2桁を死守して来場所への大関獲りに繋げられるかと見守っていた。しかし、中日以降はしぶとい足腰を活かして盛り返し、終わってみれば8連勝。立ち合いから押し込まれても土俵際で残す粘りが真骨頂。それが千秋楽の2番にも現れ初の賜杯に繋がった

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混戦の大関争い

20代半ばの最も油の乗った力士を中心に続けられてきた大関昇進争い。最も大関に近いと思われた若隆景が思った程伸びず、今場所の負け越しで後退。12勝3敗で優勝した霧馬山が先場所の11勝に続いての2桁で来場所大関獲りがかかる。横綱、大関が休み勝ちな現状では安定感のある霧馬山の大関昇進は高い確率で成就しそう。次いで、先場所前頭とはいえ筆頭で10勝、今場所小結で12勝の大栄翔。押し相撲だけに成績に波があるのは否めないが、ここ2場所の勢いを維持出来れば2桁以上の勝ち星は見込め、霧馬山とのダブル昇進の可能性もあり得る

他の大関候補も霧馬山や大栄翔の昇進を指を咥えて見逃すはずもなく、来場所以降も熾烈な昇進争いは続く。先場所怪我で8勝に終わったが春場所10勝の関脇豊昇龍。立ち合いの駆け引きや変化が不満だが霧馬山に匹敵する足腰の良さは魅力。ただ、技の切れは絶品だが一気に前に出る力に欠け、結果相撲が長くなり投げに拘って安定感がなくなっている。一気に前に出る圧力を身に付けた時には大関どころか綱までも狙える逸材。大型化した現代相撲では稀になったうっちゃりが得意な若元春。143キロと軽量の部類に入るが一方的に土俵を割る場面がなくなり、強靭な足腰からの投げや寄りは左四つの本格派として玄人受けし、今場所の11勝で大関候補に名乗りを挙げた

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混戦の出世争い

大関争いが白熱しているが、幕内下位や十両の注目力士も忘れられない。前頭14枚目の新入幕カザフスタン出身の金峰山。192センチ174キロの体を活かした強烈な突き押しが武器で11勝4敗で敢闘賞受賞。25歳だが来日して相撲を始めたのは18歳から。大学を出て三段目100枚目付出でデビュー以来全て勝ち越し。まだまだ、伸び代があり目が離せない存在。もう一人の注目される新入幕は北青鵬。こちらは204センチ177キロと更に規格外の21歳の若手。出生はモンゴルだが5歳から札幌に移住。高校相撲の名門鳥取城北高校で活躍し、白鵬の内弟子として宮城野部屋に入門。スケールの大きい右の四つ相撲で将来を嘱望される新鋭

十両では元大関朝乃山。不祥事で6場所出場停止処分を受け、大関から三段目まで陥落。そこから5場所を要して今場所十両筆頭。逸ノ城に後れを取って優勝こそ逃したが13勝2敗。来場所は2年振りで幕内の土俵に上がる。久し振りの幕内の当たりに馴染みさえすれば、今年中には再び大関候補となりそう。もう一人は先場所幕下15枚目格で全勝優勝し、一場所で関取の快挙を成し遂げた落合。いきなり関取となって、初めての15番相撲で不安視される向きもあったが9日目で勝ち越し。疲れからかその後は2勝だけしか挙げられなかったが、10勝5敗は立派。身長はそれ程ないが離れても、組んでも取れるのが落合の長所。来場所で十両通過出来るか注目したい

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