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西岡良仁、2回戦の錦織圭に続いて3回戦も突破して準々決勝進出!

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西岡良仁の勢いが止まらない。ウエスタン&サザン•オープンで予選を突破して、本戦1回戦でジョーダン•トンプソン(オーストラリア)と戦って接戦をものにした西岡。2回戦の相手は日本人対決となった憧れの錦織圭。その錦織の体調不良もあって2━0のストレートで快勝。

更に3回戦でアレックス•アミノール(オーストラリア)を7━5、6━4のストレートで下してATP1000で初のベスト8進出。更なる活躍で一気にブレイクの予感が……。

 

● 西岡良仁のこれまで

1995年生まれの西岡良仁(23)は三重県出身だが、中学三年生の秋に錦織圭と同じアメリカIMGテニスアカデミーに留学。錦織より6歳下だが高校も青森山田の後輩にあたる。

2014年18歳でプロに転向してヨネックスと所属契約を結ぶ。9月には仁川アジア大会で決勝に進んで世界ランキング37位の盧彦勲(台湾)をストレートで下して、日本人として1974年テヘラン大会の坂井利郎以来40年ぶりの男子シングルスの優勝を果たす。

2015年には9月の全米オープンで2年連続で予選を通過し、本戦1回戦でポール=アンリ•マチュー(フランス)に3━2で勝ってグランドスラム本戦初勝利を挙げる。

2016年は全豪オープン、全英オープン、全米オープンとグランドスラム3大会の本戦に出場。世界ランキングトップ100入りを果たし、最高85位にまで上げる。

2017年には所属契約を現在のミキハウスに変えて、2月のメンフィス•オープンでATP500で初めて準々決勝進出を果たし、世界ランキング6位のラファエル•ナダル(スペイン)に6━7、3━6と善戦し敗れたが、世界ランキング自己最高82位を記録。

更に、3月のBNPパリバ•オープンではランキング上位選手を次々に撃破して4回戦に進出。世界ランキング3位のスタン•ワウリンカ(スイス)を6━3、3━6、6━7と追い詰めたが惜敗。世界ランキングを一気に58位にまで上げた。しかし、続くマイアミ•オープン2回戦で左膝を負傷し途中棄権。左膝前十字靭帯断裂で手術を受け、ツアー離脱を余儀なくされた。

2018年、約9ヶ月振りにツアー復帰。全豪オープンで2年連続初戦突破。全仏オープンでは1回戦敗退するも、9月の深圳オープンでは予選から出場して、本戦も勝ち進み決勝でピエール=ユーグ•エルベール(フランス)に7━5、2━6、6━4で勝ってATPツアー初優勝。

● 2019年の西岡良仁

そして、2019年。ウエスタン&サザン•オープン(ATPマスターズ1000)、世界ランキング77位まで盛り返した西岡は予選で上位選手相手に次々に勝ち上がり、本戦出場。1回戦の相手はジョーダン•トンプソン。ここを勝ち上がれば2回戦は憧れの錦織との初対戦が決まっているだけに、どうしても勝ちたかったという西岡。ランキング49位の相手に7━5、5━7、6━4と接戦の末に勝利を収める。

そして、前夜は興奮してよく眠れなかったという錦織戦。第1セットは第4ゲームで西岡が先にブレークに成功。そのまま西岡のワンブレークアップで進行するが、第10ゲーム西岡のミスに付け込んで錦織がブレーク。そのまま両者譲らず6━6のタイブレークに突入。いきなり、西岡の6連続ポイント。錦織何とか2本返すが7━2で西岡が押し切って第1セット先取。錦織は明らかに体調不良でタイブレーク前にドクターを呼んで、点鼻薬や飲み薬を処方してもらったが粘り切れずに西岡に第1セットを握られてしまう。

第2セットは西岡のサービスで始まる。緩急を付け、丁寧なプレーを続けてキープを続けていく。一方の錦織も明らかに体調に異変があるように見受けられるが、何とか踏ん張って第6ゲームまでキープ合戦。第7ゲームで先に錦織が意地のブレーク先行。しかし、直ぐに西岡がブレークを返して4━4。更に第10ゲームで錦織またもブレークを許して4━6で西岡が握り、セットカウント2━0のストレート勝ち。日本人同士の初対戦は西岡に軍配が上がった。

「今日に関しては勝っても負けても僕のテニス人生において大きな1ページになると思っていました」と、憧れの錦織との対戦の意気込みを強調した西岡。

一方の錦織は「タフな試合だった。彼と初めて対戦出来て嬉しかった。彼がより強くなって成長している姿を見られるのは良い事」と、日本の後輩を讃えていた。

今回の初対戦は錦織の体調面もあるし、1回勝っただけで錦織を上回ったとは西岡も思っていない。この次の対戦で錦織が雪辱するのか、あるいは西岡が連勝して更に成長した姿を見せ付けるのか、注目したい。

なお、錦織に勝って勢いに乗る西岡は続く3回戦もランキング38位のアレックス•デミノール(オーストラリア)に7━5、6━4のストレートで勝って準々決勝進出を果たした。一気にブレークしそうな西岡から目が離せない。

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