2月1日プロ野球キャンプがスタート。このオフも複数の選手がメジャーに移籍しました
毎年有力選手が流出して日本のプロ野球はどうなるのかと心配する人も多いでしょう
金を稼ぎたい人はメジャーに行けばいい。私はそんなのは興味ありません
日本のプロ野球こそが大事。ということで、今年注目する両リーグ選手のリポート
連覇へ一皮剥けるか佐藤輝明
2021 .238 64点 24本
2022 .264 84点 20本
2023 .263 92点 24本
今年入団4年目を迎える阪神の佐藤輝明内野手。パワフルな打撃が期待されて近畿大学からドラフト1位で入団。その期待に応えて1年目から規定打席数をクリアし、3年連続20本塁打以上を記録。
広い甲子園球場をホームに持つだけに20本以上の本塁打は評価されるべき。ただ、期待値が高かっただけに物足りなさを感じる人も多いようで、厳しい意見も聞こえてくる。しかし、優勝チーム内での打点、本塁打の2冠は誇っていい。
本来は4番を打つべき存在だが、昨年は5、6番以後と岡田彰布監督からの評価は厳しいようだ。リーグ連覇がかかる今年は打率アップも欲しいが、二兎を追うよりは持ち前のパワーを更にアップして、打点のタイトルを目指して欲しい。
優勝へ真のエースへ❗東克樹
2018 24試合 11勝5敗 2.45
2019 7試合 4勝2敗 3.76
2021 3試合 1勝2敗 2.29
2022 12試合 1勝6敗 4.62
2023 24試合 16勝3敗 1.98
立命館大学からドラフト1位入団し、ルーキーシーズンで2桁勝利、リーグ2位の防御率で新人王に輝いたDeNaの東克樹投手。170センチと投手としては小柄ながら、左腕からの最速150キロ超の直球と豊富な変化球が持ち味。
将来のエースとして期待されたが、シーズン終了後に左肘の炎症が判明。その影響や、更なる故障で2022年までの4シーズンでわずか6勝にとどまる。しかし、開幕からローテーション入りした昨年、16勝で最多勝獲得して復活。
昨年の3位から26年振りの優勝を狙うDeNa。同じ左腕のエース今永昇太のメジャー移籍は痛いが、それを補って余りある東の復活。「1年しか活躍出来ていないので、今年が重要な1年になる」と言う東の左腕に悲願の優勝がかかる。
三冠王はフロック❔村上宗隆
2018 .083 2点 1本
2019 .231 96点 36本
2020 .307 86点 28本
2021 .278 112点 39本
2022 .318 134点 56本
2023 .256 84点 31本
最年少記録には興味ないが、2022年、セ・リーグMVP受賞、シーズン40及び50本塁打、100打点など数々の年少記録を更新して22歳で三冠王を獲得したヤクルト村上宗隆。村神様と呼ばれて大ブレイク。
将来どれ程の選手になるか注目された翌2023年シーズン。WBCで大谷翔平らメジャーの打撃を目にして焦り、打撃スタイル改造に失敗。前年の三冠から一転してまさかの無冠と同時に、チームの三連覇も逃してしまう。
フロックで三冠を獲得出来るとは思えないが、王貞治、落合博満など伝説の打者ほどの実績に欠けるのは否めない。将来メジャーも視野にと言われるが、今年はペナント奪回と共に、並みの強打者で終わるか再び伝説に成りうるかの分水嶺。