
プロ野球も日本シリーズが終了して、シーズンオフへ
ここからの楽しみは来シーズンへ向けた球団の動き
今回は日本シリーズを連覇したソフトバンクの強さ
そして、松井秀喜監督誕生で盛り上がる巨人のリポ
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負けない強さソフトバンク
日本シリーズを4連勝で連覇したソフトバンク。ペナントレース終盤戦から圧倒的な戦力で、どんな展開になろうともとにかく負けない印象。投打共に充実してパ・リーグでは頭一つ抜けていたが、短期決戦でセ・リーグの勝者相手にその強さがそのまま通用するかが問われていた。
しかし、蓋を開けてみればいつも通りの強さを発揮。相手はセ・リーグのクライマックスシリーズを6連勝して乗っているDeNA。一筋縄では行かずに接戦が続き、同点、逆転の連続で3試合連続延長戦に突入という史上初の戦いが続いた。しかし、ペナントレース同様にとにかく負けない。
何度も指摘してきたとおり、投打共に戦力の差は明らか。その中で接戦を演じたDeNAは、何度も勝つチャンスはあったが負けないソフトバンクの壁は破れなかった。その紙一重に見える壁こそ強さの証明。大相撲でいえば、相手に攻めさせておいて最後に勝ち切る昔の横綱相撲を彷彿させた。
投手陣は先発が12勝1敗前田悠伍、12勝3敗松本晴、12勝5敗大津亮介の12勝トリオ。更に10勝4敗上沢直之と二桁勝利4人。中継ぎも32ホールド(H)松本裕樹、23Hオスナ、20H津森宥紀、18Hヘルナンデスと多数。そして、抑えは守護神35セーブ杉山一樹で万全。
打撃陣は打点、本塁打の2冠王栗原陵矢をはじめとして、打率、打点2位の近藤健介、後半復活して打率3位に食い込んだ柳田悠岐のクリーンアップ。更に一発のある1番打者正木智也、盗塁王の2番周東佑京と理想的な上位打線。更に下位打線もここぞという時に勝負強い打者が揃っている。
投打共に盤石で隙が見当たらない常勝チームになりつつある。短期決戦の日本シリーズは流れが勝敗を分ける事もあるだろう。しかし、143試合の長丁場で勝負するペナントレースでは、来シーズンもパ・リーグ優勝はよほどの事がない限り間違いないと言い切れる程の強さになっている。
松井は名監督になれるか?
ついにというか、とうとう松井秀喜が巨人の監督に就任した。この十数年、監督が代わる度に名前が挙げられていたが実現しなかった。プロ野球選手なら誰でも夢見ると思われる監督。しかし、毎年育成も含めて100人以上はプロ野球入りするが、監督になれるのは原則12人だけ。
もちろん、一世代だけでなく数世代の中で12人なので狭き門になる。そして、日本の場合は特に現役時代の実績で選ばれるケースが殆ど。誰でも夢見ると前記したが、中には請われても首を縦に振らない人もいる。松井も噂になる度にいつの間にか消えていくので、そういう人だと思っていた。
しかし、ついに誕生した松井巨人。最近、監督就任でこれ程盛り上がったケースはみられなかった。古くは長嶋茂雄、王貞治がそうだったと聞く。しかし、『名選手名監督に非ず』という説もある。各球団が実績のある人を監督にするので、その説は当然なのだが、気になる。
私自身は決して巨人ファンではないが、松井巨人は気になる。ソフトバンクのような圧倒的戦力のチームではないだけに、巨人ファンが望むような結果を得られるのか。これまでコーチの経験もなく、いきなり監督になってチームをまとめ上げて、常勝軍団に出来るのかという杞憂が先に立つ。
これからFAやトレード等で各球団の戦力が変化する可能性はある。が、今のところ三連覇を目指す阪神、日本シリーズ進出のDeNAとほぼ互角以上の戦力は保持しているはず。当然のように一年目から優勝が目標になる。その為には他球団より多い、実績がある選手達の起用方法が鍵を握る。
人気と実力を兼ね備えた彼らが活躍してくれれば問題はない。が、不振に陥った時若手との兼ね合いの中での采配に注目したい。今、プロ野球界は曲がり角を迎えている。メジャーの金に釣られて有力選手がどんどん移籍して行く。プロ野球の魅力を再認識させる為にも、松井には期待したい。
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