
交流戦真っ最中のプロ野球
今回は昨年現役ドラフトで移籍したパ・リーグ選手のリポ
現役ドラフト2024移籍選手
セ・リーグ
1巡目
田中瑛人 (日本ハム→巨人)
畠世周 (巨人→阪神)
浜地真澄 (阪神→DeNA)
山足達也 (オリックス→広島)
矢崎拓也(広島→ヤクルト)
伊藤茉央 (楽天→中日)
2巡目
鈴木健矢 (日本ハム→広島)
パ・リーグ
1巡目
上茶谷大河 (DeNA→ソフトバンク)
吉田賢吾 (ソフトバンク→日本ハム)
石垣雅海 (中日→ロッテ)
柴田大地 (ヤクルト→楽天)
本田圭佑 (西武→オリックス)
平沢大河 (ロッテ→西武)
現役ドラフト選手現況・パ編
DeNAで先発、中継ぎとして20勝の実績がある上茶谷大河。ソフトバンクでは中継ぎとしての活躍が期待されていたが、今年2月に右肘関節のクリーニング手術を受けた。リハビリから打撃練習に登板するまでに回復し、実戦復帰に向けて調製中。
絶対的存在の捕手がいたソフトバンクでは出場機会に恵まれなかった吉田賢吾(日本ハム)。捕手陣の一角に食い込んで40試合出場。打撃面では打率は低いものの、4本塁打を放つなど活躍中。まだプロ入り3年目の24歳と若く、目指すは正捕手。
ロッテに移籍した石垣雅海内野手。一軍にも登録されたが、8試合出場に留まり打率2割。2軍でも2割前後に終わっている。内野だけでなく外野も守れるのが強み。俊足の持ち主でもあるので、打撃面での成長で活路を見出せるか。
右肘の負傷で日本体育大学時代は公式戦の登板ゼロも、社会人野球の日本通運へ入社した柴田大地。ヤクルト入団時は期待されたが3年間で2試合のみの登板。楽天でもファームのみで中継ぎで20試合登板も、防御率4点台と苦しい。これからか。
西武からオリックスへ移籍の本田圭佑。西武では1年目から一軍で登板し、先発、中継ぎで12勝32ホールドの実績を残した。中継ぎとして、流石にファームでは好成績を残したが、一軍では3試合のみ。経験を生かして一軍の登板を増やせるか。
現役ドラフト組で個人的に最も期待していたのが、西武の平沢大河。ロッテでは育成に問題があって大成しなかったが、ポテンシャルは高い。オープン戦から二塁手としてレギュラー確保と思ったが、開幕直前にまさかの腰痛でリタイア。
一度、一軍に昇格したが、ヒットが出ず2軍落ち。少しムラのあるタイプなのかもしれないが、最近は2軍で活躍中。早ければ今週中の一軍復帰もありそう。その場合はプロとして最後のチャンスの思いで、己を信じてチャレンジして欲しい。