興味ないメジャーのワールドシリーズが騒がれているが
やっとプロ野球、日本シリーズが開幕
戦前の予想では大方ソフトバンク有利
横浜スタジアムでの第１、２戦の詳報
熱戦❗第１戦
パ・リーグのペナントレースとＣＭシリーズを圧勝したソフトバンク。セ・リーグ３位から下剋上で勝ち上がったＤｅＮＡとの顔合わせになった今年の日本シリーズ。大方の予想は投打共に勝るソフトバンク優勢。
ＤｅＮＡ先発は今シーズン８勝を挙げ、ＣＭシリーズでも勝ち星のあるジャクソン。ソフトバンクは最多勝の有原航平。２回表ソフトバンクは有原のプロ初打点となるタイムリーで２点先制。その後は投手陣が踏ん張って０行進。
ゲームが動いたのは９回表。ソフトバンクが３番今宮健太の２点二塁打、５番栗原陵矢のタイムリーで３点追加。ＤｅＮＡもその裏、梶原昂希などのタイムリーで３点返す。更に一塁三塁と逆転のチャンスも、抑えられソフトバンクの勝利。
貫禄❗第２戦
第１戦、敗れはしたものの、最終回に見せ場を作ったＤｅＮＡ。しかし、その勢いを削いだのはソフトバンク４番山川穂高の一発。初回のチャンスにパ・リーグ本塁打、打点の２冠のバットが火を噴いた。主砲の２ランで早くも先制。
３回には牧原大成のタイムリー、甲斐拓也の犠飛。４回は山川のこの日３安打のタイムリーと止まらず、６ー０と一方的な試合。ＤｅＮＡも５回、７回とソフトバンク先発のモイネロを攻めて３点返すが、４番筒香嘉智の遊ゴロで続かない。
ＤｅＮＡの誤算はＣＭシリーズ巨人戦で好投した大貫晋一。３回途中７安打４失点でマウンドを降りた。更には、前日の試合で自打球を当てて欠場した主砲オースティン。急遽４番に据えられた筒香は４打数無安打に終わってしまった。
第３戦以降は
第３戦はホームに戻るソフトバンク。予告先発はソフトバンクスチュワート・ジュニア、ＤｅＮＡはエース東克樹。今季９勝４敗、防御率１．９５。ＣＭシリーズファイナルの日本ハム第３戦で勝ち投手になっている右腕のスチュワート。
対する東は今季１３勝４敗の好成績だが、ＣＭシリーズ阪神戦で左ハムストリングの肉離れで降板。中１６日の登板になる。病み上がりの上に日数の空いた登板。いきなり好調なソフトバンク相手にどんな投球を見せるのか。
順当に投打に隙のないソフトバンクがホームで一気に決めるのか。柳田悠岐はまだ当たりが出ていない上に、首位打者近藤健介も代打での出場。しかし、乗ってきた山川に５番の栗原陵矢も好調。４連勝で４年振りの日本一なるか。
一方のＤｅＮＡはオースティンの復帰が鍵を握りそう。出場出来ないなら第２戦無安打とはいえ経験豊富な筒香を使うのか。一発で流れを変えられる選手だけに使って欲しいところ。２戦共に先手を許しているが、先取点を取れるかが鍵。
