
プロ野球もキャンプインから2週間経過
なのにマスコミはメジャー報道ばかり
欲に目が眩んで移籍した選手達には興味がないので
当ブログはこれからもプロ野球のみをリポートして行く
今回はクライマックスシリーズと日本シリーズの在り方
昨年の日本シリーズ結果
昨年はパ・リーグペナントレースを圧勝したソフトバンクに対して、セ・リーグはペナントレース3位からクライマックスシリーズを制したDeNAが進出。戦力やリーグ戦の成績から、殆んどのマスコミや評論家がソフトバンクの勝利を疑わなかった。
現に第1戦、2戦は予想通りソフトバンクが連勝。このままストレートでの日本一も取沙汰されたが、本拠地へ戻ってDeNAが反撃。3連勝でシリーズ制覇に王手。しかも、その内容が試合毎に勢いを増して快勝続き。
第6戦に再び本拠地へ帰って反撃を期すソフトバンク。しかし、勢いづくDeNAの進撃はパ・リーグ王者の実力を持ってしても止められず11ー2の大勝で万事休す。4勝2敗で26年ぶりの日本一に輝いた。
これまでもペナントレースを制する事の出来なかったチームが、クライマックスシリーズから勝ち上がり日本一になった例はある。しかし、昨年は次元の違う強さでリーグ王者に君臨したソフトバンクが、セ・リーグ3位のDeNAに大敗するとは考えてもみなかった。
クライマックスシリーズ
クライマックスシリーズは、リーグ優勝が決定した後の消化試合を減らすのを目的として、2004年にパ・リーグで始まったもの。当時はプレーオフと名付けられていた。これが興行的に成功したことで2007年からセ・リーグも導入。
名称もクライマックスシリーズと改め、実施方式も統一。準決勝的な2位ー3位戦を第1ステージ。その勝者対リーグ優勝チームとの対戦を第2ステージと称していた。現在は第1ステージをファーストステージ、第2ステージをファイナルステージと変更している。
パ・リーグだけで始まった2004年から2006年までの3年間はプレーオフを制した球団がペナントレースの優勝チームとされていた。しかし、両リーグ開始の2007年からは、ペナントレースの順位はクライマックスシリーズの結果と切り離して、そのまま決定と見直し。
しかし、長いペナントレースを制したチームが日本シリーズへ出場出来ない方式は邪道とも言えなくはない。本来は各リーグの優勝チーム同士が日本一を懸けて争うのが本来の姿。ただ、消化試合を減らすのと、ファンが長く楽しめる点ではクライマックスシリーズも悪くはない。
真の最強決定戦シリーズ
優勝チームに敬意を表しつつ、前述したように消化試合を減らし、更にはファンが楽しめるのが最善策。そこで、ペナントレースと日本シリーズは別物と割り切る意識改革が必要と思う。リーグ優勝とは別に、日本一を争うステージとしてクライマックスシリーズを戦うべき。
そこで提案だが、トーナメント方式で各リーグの2位と3位が1回戦3試合を争い、勝者が日本シリーズへ進出。セ・リーグ勝者はパ・リーグの優勝チームと、パ・リーグ勝者はセ・リーグの優勝チームと準決勝5試合を争う。
準決勝の勝者が決勝7試合を真の日本一を懸けて争う。これらの全てのステージでハンディ戦はなく、全て過半数勝利数を獲得した時点で終了。これならリーグ優勝チームが必ず日本シリーズへ進出し、新たな戦いへ参戦する事が出来る。
ま、ここで私が述べても実現するわけでもないが、リーグ優勝チームが日本シリーズへ参戦出来ないという、不条理さは消える方式と思う。その他、皆さんがこの方がリアルで納得出来るという方法があれば発信して頂きたい。