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大相撲秋場所、鉄人玉鷲最年長で2回目の優勝❗またも無念高安❗

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横綱大関陣の不振で史上稀にみる混戦模様と言われた大相撲秋場所。終始平幕力士が優勝争いをリードして盛り上がりに欠けると危惧されたが、玉鷲、高安のベテランという年齢を感じさせない活躍で、これまでとは一味違った優勝争いを見せてくれた

反面、横綱照ノ富士をはじめとする大関、三役力士の不甲斐なさが浮き彫りにされた格好となってしまった。怪我や古傷の故障というやむを得ない事情もあるが、それなら休場すべき。土俵に上がったからには言い訳は許されない。もう一度鍛え直して来場所に臨んで欲しい

優勝 玉鷲(2度目)

殊勲賞 玉鷲(2度

    翔猿(

敢闘賞 高安(6度

技能賞 若隆景(4度

角界の鉄人・玉鷲

正に、角界の鉄人の面目躍如玉鷲。初日から力強い突き押しを武器に外連味のない前に出る相撲で、横綱、大関、三役力士を圧倒。7日目に若隆景の突き落としに土をつけられたが、その後も12日目若元春に敗れた以外は攻めの姿勢を貫く若々しい相撲。はたきこみという決まり手が2番あったが、それは相撲の流れの中で出たもので、立ち合いから突き、押し、のど輪で攻め込む玉鷲の相撲を15日間取り続けた。

昨今、目先の1勝の為に立ち合いでの変化や、突き押しで攻めながらも堪えきれずに安易にはたいてしまう力士が多い。その点、徹底して相手を追い詰め土俵から出すシンプルな玉鷲の相撲にファンは酔いしれる。4人しかいない片男波部屋で、一度に2人を相手の稽古等の工夫で鍛練している玉鷲。37歳10ケ月という最年長優勝記録で賜杯を抱いた玉鷲。「やっぱり、若手に負けたくないという気持ちが一番大事」という熱い思いがなくならない限り、玉鷲は土俵に立ち続けるだろう。

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衰えぬ闘志・高安 

またしても、あと一歩で賜杯を逃した高安。冒頭でベテランと書いたが幕内力士の約半数が30代の現在、まだ老け込む年ではない。実際、強烈なかち上げを武器に押して良し、組んで良しの若々しい相撲を取り続ける高安。大関を陥落してほぼ3年。決して弱くて落ちた訳ではなく、怪我による休場が原因だけに本人も優勝と大関復帰は諦めていない。陥落後も2桁6回の成績は今でも誰もが認める幕内の実力者の証し。

これまで、大関陥落前後を問わず優勝のチャンスは幾度となくあった高安。しかし、ここ一番で敗れた上に後半失速するパターンの繰り返し。昨年、今年の大阪場所もトップに立ちながら終盤の5日間で4敗、3敗と自滅。だが、今場所は終盤三役相手に3連勝するなど精神的な強さが窺える。今の絶対的強者がいない幕内で、高安の実力がトップクラスなのは間違いない。玉鷲同様に負けたくないという気持ちが有る限り、初の賜杯も大関復帰も再びチャンスは訪れる。「諦めるな、高安」

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その他の力士寸評

横綱照ノ富士は序盤戦から膝の不安が露になり苦しい土俵。押し相撲や左右に動く力士には付いていくのがやっとの状態。翔猿、玉鷲、宇良、高安と捕まえられない相手に苦杯して金星4個を配給して休場。何とか10勝に乗せた大関貴景勝も本来の立ち合い一気の突き押しが見られず優勝争いにも食い込めない。先場所後半に連勝してカド番を脱した正代は初日快勝して先場所の勢いを期待されたが、そこから9連敗の屈辱で来場所再びカド番。そして今場所カド番の御嶽海は2連勝と好スタートを切ったが、立ち合いの出足はともかくとして、攻め切れずに逆転を許す相撲が多く大関陥落。肩の故障を治して来場所に懸ける。

実力者6人が揃って期待された三役陣。関脇若隆景は3連敗から持ち直しての11勝は実力の証明。来場所以降大関を目指す事になるが、序盤の連敗癖を克服しないと成就は難しくなる。躍進が期待された豊昇龍は中盤の連敗が響いて8勝止まり。足腰の良さは認めるが前に出る圧力に乏しいのが欠点。大栄翔は突き押しにいつもの鋭さがみられず負け越し。小結阿炎は右肘などの手術で全休。来場所再起を懸ける。先場所初優勝で覚醒を思わせた逸ノ城。先場所のどっしりした落ち着きは消え、攻めの姿勢こそ窺えたが重厚感に欠け一場所で元に戻った感じ。小結で唯一活躍したのが霧馬山。粘り強い足腰と多彩な取り口で来場所以降に期待。

今場所のキーワードとも言える平幕。優勝を争った玉鷲、高安以外にも期待力士が多士済々。しぶとい相撲で相手に警戒されながら2桁の翔猿。前頭筆頭という難しい地位で7勝と負け越したが、溌剌とした動きが印象に残った翠富士。終盤、番付下位の相手に連敗して8勝止まりの琴ノ若は、恵まれた素質があるだけに器用貧乏の気が気掛かり。毎場所湧かせる多彩な技の持ち主で勝ち越した宇良。大型化時代の昨今、珍しくうっちゃりを披露した粘り強い若元春。9連勝と優勝争いをリードした北勝富士。終盤失速したが気っ風のいい押し相撲に今後も期待。これからも当分続きそうな混戦模様。どの力士にもチャンスがあるので来場所も期待したい

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