Warning: Use of undefined constant phpable - assumed 'phpable' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/blue0825/blue0825.com/public_html/wp-content/themes/cocoon-child-master/tmp-user/head-insert.php on line 1

高安三度目の正直ならず、またしても賜杯を逃す❗優勝は阿炎‼️

人気ブログランキング

予想通りの混戦となった大相撲九州場所。充実した相撲で13日目で単独トップに躍り出た高安が千秋楽の一番で阿炎に敗れ、大関貴景勝を加えた28年ぶりの三つ巴の優勝決定戦に持ち込まれた。

その結果、高安との再戦を制した阿炎が勢いに乗って貴景勝にも勝って初めての幕内優勝を果たした。波乱続きの一年を象徴するような九州場所を振り返ってみたい

阿炎初の天皇賜杯

千葉・流山南高校卒業後2013年夏場所錣山部屋から初土俵。2年後の2015年春場所新十両と順調に番付を上げてきた阿炎。しかし、十両で結果を残せず4場所で幕下陥落。再十両昇進まで10場所を要した。しかし、それからの阿炎は十両優勝を果たすなど3場所で幕内昇進。そこからは幕内上位から三役まで駆け上がり、将来を期待される力士の一人になった

しかし、2020年7月の場所中に新型コロナウイルス対策のガイドライン違反が発覚。3場所出場停止処分で東前頭5枚目から西幕下56枚目まで陥落。土俵上と同様の奔放な言動が仇となり引退も覚悟したが、周囲の説得に応じて再起を誓い4場所で幕内復帰。それまでの稽古嫌いを返上し、精神的にも成長し関脇まで駆け上がる

先場所怪我による全休で番付を落とした阿炎は終盤戦に幕内上位との対戦も全て白星で千秋楽。単独トップの高安を自らの手で引き下ろして優勝決定戦に臨んだ。しかし、その初戦で高安を立ち合い変化してのはたき込み。貴景勝も退けて初優勝を飾ったが、この大一番で変化に頼る体質。この癖が治らない限りは優勝も糧にはならない。一回だけの優勝で満足するのか、あるいは上を目指せるかは、更に稽古を積んで正攻法の相撲を取れるかにかかっている

ネットから簡単に注文できる宅配クリーニング【クリーニングモンスター】

高安また無念の涙

今年3場所目の優勝争いに絡んだ高安。今場所は初日から充実ぶりを窺わせる取り口で相撲内容や安定性、落ち着きからみて大願成就と思われた。32歳にして最も充実して自信に溢れる相撲内容で、14日目までは理想的な展開に持ち込んだ。一抹の不安は千秋楽に優勝を決める一番で、相手が何をしてくるか分からない阿炎という点だけ

その本割りは優勝争いに相応しい取り口で、両者が激しく突き、押し合い正に手に汗握る一戦になった。阿炎の激しい突き押しと素早い引き脚が功を奏した一番とも言えるが、高安は徹底的に離れて勝負を決める作戦に見えた。しかし、組んでも離れても強さを発揮するのが高安の長所。あの激しい動きの中で阿炎を捕まえられなかったのが敗因になった

優勝決定戦の相撲は論外。悔しさは当然だが負けて悲観する材料はない。安易な相撲で勝ちを拾った阿炎より、正攻法を貫き通した15日間の高安こそ敗れても糧になったはず。今年は新型コロナウイルス関連で2度の全休。夏場所こそ6勝に終わったが、3場所も優勝争いに加わったのは高安だけ。32歳だが心技体とも今が充実期。「もう一度鍛える。必ず上を目指して精一杯頑張る」と、涙ながらに語ったその決意が揺るがない限り高安は死なない

あなたのサイトのURL、そろそろスリムにしませんか?

来年期待の有望株

九州場所だけでなく今年一年を通して、20代の前半から半ばまでの将来の大相撲を背負って立つ力士の台頭が目立った。その筆頭は23歳の豊昇龍。三役昇進後一場所も負け越しがなく、今場所は11勝4敗で途中まで優勝争いの先頭を走る活躍。気力溢れる取り口と他の追随を許さない強靭な足腰は強力な武器。ただ、軽量な分力強さに欠けるのが今後の課題。11日目の御嶽海戦のように、回しを取って一気に出て行くような相撲を心がければ大関が見えてくる

もう一人は琴ノ若。恵まれた体格を生かして離れても組んでも取れるのはアドバンテージ。ただ、こちらも豊昇龍と同様に一気に勝負をつける力強さに欠けている。それゆえに相撲が長引いて土俵際で思わぬ落とし穴にはまる印象がある。今場所初日から3連敗を喫しながら9勝6敗と勝ち越すように三役級の実力はついている。課題は連敗中の豊昇龍戦。ライバルに一方的にやられていては出世争いに大きく響いてしまう

豊昇龍、琴ノ若に後れを取っていたが、今場所覚醒したかのように活躍を見せた王鵬。終盤戦番付上位と当たって連敗したが、更に力を蓄えて上を目指して欲しい。同世代の出世力士達からは遅れたが入幕3場所連続勝ち越しで活きのいい相撲が魅力の錦富士。連続3場所10勝には届かなかったが、センスの良さは来年への期待を抱かせた。

大相撲九州場所の記事は⤵️⤵️でもお読み頂けます