昨日から陸上も始まって中盤から終盤に向かうオリンピック。これまで柔道の活躍でメタル量産してきたが、その柔道も今日の団体戦で終わり。暑い上に、競技日程の変化などに対応出来ずに力を発揮せずに去っていく選手もいた。しかし、それもオリンピック。金メダル獲得には実力だけでなく対応力も問われているのだろう。
7月30日
金 フェンシング・エペ団体
金 柔道女子78キロ超級 素根輝
銅 バドミントン混合ダブルス 渡辺勇大・東野有紗組
7月30日現在金17銀4銅7
輝いた小さな女王・素根
日本人は海外の選手に比べて体格面で劣る。したがって、体重別に分かれて戦う競技には強いが、無差別で争う競技は不利と言われてきた。今大会の柔道も級別ではメダル量産しているが、最重量の100キロ級や100キロ超級では過去にも苦戦している。
素根輝は体重こそ110キロだが、身長は他の級の人よりも小さい162センチしかない。「国際大会で自分より小さい選手は見たことがない」と、素根本人が言う。当然、手足の長さの違いで組手争いでは不利になる。それを補う為に子供の頃から徹底して担ぎ技の修練に励んだという。
今回も体落としや足技で揺さぶりながら2回戦、準々決勝、準決勝と延長戦に持ち込まずに決めてきた。「とにかく、先に攻めよう」と、初めての延長で膠着状態に入って足が止まった相手に圧力をかけ続けて三つ目の指導を引き出して勝利。「世界で活躍する人に」と名付けられた両親に応えて輝いた。
至福のレース・瀬戸、荻野
瀬戸大也と荻野公介。同学年で同じ水泳個人メドレーを土俵にするライパル。先に開花したのは荻野で、2012年ロンドンオリンピックの400m個人メドレーで56年ぶりとなる高校生メダリスト(銅メダル)。リオデジャネイロでは金銀銅を各1個獲得して、水泳界のスーパースターに君臨。
一方の瀬戸は、2年おきに開催される世界短水路選手権では2012年から4大会連続の400m個人メドレー優勝。また、世界水泳選手権でも400m個人メドレーを3回制覇。しかし、オリンピックはリオデジャネイロの400m個人メドレーで荻野に敗れて銅メダル。
この2人が日本の水泳界をリードして東京オリンピックを集大成にすると思っていた。しかし、荻野は原因不明の不調。瀬戸は荻野に代わって第一人者となったが、プライベート面の問題で失速。今大会も調子の上がらない2人が、200m個人メドレーで対決。メダリストにはなれなかったが、至福のレースを共有した。
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昨日のアラカルト
今回のオリンピックで違和感を覚える事がある。それは男女混合種目が増えている点。本来、同じ競技でも男女は全く別次元の戦いの場のはず。最近の潮流でジェンダーとか男女融合とか言われるが、競技の中では別。これまでの球技の混合はともかく、陸上や水泳のリレーで一緒に争っても無意味としか思えない。
昨日から始まった陸上のハイライトは男子3000m障害の三浦龍司。先日の日本選手権で転倒しながら日本記録更新。初めての世界の一流選手に臆する事なく積極的な走りで、再び日本記録更新すると共に49年ぶりの決勝進出。まだ、余裕のありそうな走りで決勝でも目が離せない。
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