いやー、暑いですね。21日にも各地で梅雨明けが発表されて、あとは4ケ所のみ
明ける前から猛暑になっていて、今後は雨の降る日も少なくなり、暑さ全開になる
そして、その暑さにパリオリンピックの熱戦が加わり、耐えられないヒートアップ
今回のスポーツア・ラ・カルトは、熱戦の大相撲名古屋場所と、パリ五輪宮田選手
照ノ富士独走で終わるのか❔
先場所と同様に大関全滅で始まった名古屋場所。一つだけ違っていたのは稽古もままならない状態の横綱照ノ富士が、新小結平戸海にてこずりながらも最後を締めくくった事。
白星が何よりの薬とよく言われるが、それからの照ノ富士は攻めの相撲で相手を寄せ付けない強さを発揮。中日を終えてただ一人の全勝ターン。2差をつけて早くも独走態勢。
膝と腰に怪我を抱える照ノ富士だが、最近は相手を受けて立つ相撲が多かった印象がある。それが今場所は立ち合い一気の相撲も目立つ。裏を返せば守勢に回った時の足腰の不安がそうさせるのかもしれない。
今は万全の態勢だが、終盤疲れが出てきた時の足腰に不安が残る。上位陣で2敗は大関琴桜だけ。こちらも2敗を喫してからは目が醒めたかのような攻めの相撲。2差は厳しいが照ノ富士に土が着くまで我慢して直接対決に持ち込みたい。
注目の新関脇大の里は初日からの連敗を含み早くも3敗。今場所での大関昇進は厳しいが、照ノ富士、琴桜との直接対決を残しているだけに優勝戦線の鍵を握る存在。他の力士は優勝の可能性はほぼ絶望的といっても差し支えないだろう。
宮田笙子選手の代表辞退は❔
開幕目前のパリオリンピックにショッキングなニュースが飛び込んできたのは先週末。1964年東京大会以来60年振りの団体総合のメダル獲得を狙う体操女子のエース宮田笙子の飲酒、喫煙による代表辞退。
これに対して、ネットやテレビ等で評論家面した人達があれこれ騒いでいる。辞退までする必要があるのかとか、辞退ではなく懲戒にすべきなど、様々な意見が聞かれる。
しかし、この騒動以前に何故未成年者が飲酒、喫煙をしてはいけないのかが疑問。確かに、【未成年者飲酒禁止法】、【未成年者喫煙禁止法】なるものは存在するが、いずれも違反した未成年者本人への罰則はない。
そもそも、何故未成年者が飲酒、喫煙してはならないのか。成長過程にある未成年者の身体や精神に悪影響を及ぼす可能性があるという事らしい。しかし、成人年齢を18歳に下げたのは大人のはず。
それを決めた大人達(国会議員)が、何億円、何千万円の裏金がバレても議員バッジ付けてのうのうとして責任は取らない。それなのに、こんなくだらない事で代表辞退の必要があるのだろうか。
はっきり言って、飲酒、喫煙している未成年者は数多くいる。有名人だけが損をしている矛盾。幸いにも懲戒ではなく、辞退で済んだ宮田選手。こんな事で競技からリタイアせず、これをバネにして4年後真のエースとして復活して欲しい。