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東京オリンピックを目指して熾烈な戦いが始まる陸上短距離。

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4月になって暖かい日が続き陸上競技ではマラソンや駅伝からトラック、フィールド種目に関心が移ってきた。
どの競技でも同じだが陸上競技も来年の東京オリンピック代表選手を目指して熾烈な戦いが始まる。

その中でもトラック競技の花形ともいえる男子100メートルには早くも熱い視線が注がれている。

陸上競技も他の競技同様にトラック種目、フィールド種目ともランキング制度が導入された。
国際陸連は今年の2月から各地の大会を10段階に格付けし、記録と順位を数値化して得点でランキングを付けている。

日本では日本選手権、織田記念国際のBクラスに対して5月19日にヤンマースタジオ長居で行われるセイコーゴールデングランプリ陸上2019大阪が最高のAランクになっている。
当然、AランクやBランクが他の大会よりポイント獲得に有利なのは言うまでもない。

選手にとっては来年の東京オリンピックが最大目標なのは言うを俟たないが、その前に今年の目標は9月にカタール・ドーハで開かれる世界選手権にある。

その世界選手権の代表選考要項では参加標準記録(男子100メートル=10秒10)を満たした日本選手権優勝者が内定。
その他の代表者は参加標準記録を満たした上で、9月16日時点でのランキング上位順から選定となっている。
他の競技同様に陸上競技もランキングが重視されるようになってきた。

選手にとってはレベルの高いAランクやBランクに出場して高得点を狙うのは当然だが、順位によって得点が違うので、あくまで高いレベルで高得点を目指すか、上位入賞を狙って低いレベルの大会に出場するかの使い分けも戦略になってくる。

そんな状況の中、明日4月21日から24日の間世界選手権と同じカタール・ドーハでアジア陸上競技選手権大会が行われる。
トラック、フィールド種目に日本の第一人者が出場するが、男子100メートルには山縣亮太と桐生祥秀のダブルエースが出場する。

知っての通り、山縣は昨年は日本選手権を始め数々の大会で活躍して日本人選手には無敗を誇った日本最強ランナー。
最高タイムは10秒00と9秒台の一歩手前で足踏みしているが、目標は東京オリンピックや世界選手権での決勝進出。
その為には、今の世界レベルでは9秒9台では決勝進出もままならないと自覚して、9秒8台をイメージしてトレーニングに励んでいる。

一方、桐生は日本人唯一の9秒台をマークした日本最速の男。昨年は全ての大会で山縣に後れをとったが唯一9秒台を体感している事は自信になっているし、いざというときに経験が底力としてものを言いそう。

東京オリンピックの男子100メートル代表はこの2人を軸に争われるが、ケンブリッジ飛鳥、多田修平、サニブラウン・ハキーム等の実力者も虎視眈々と狙っていて最後まで高いレベルの争いが見られそう。

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