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波乱含みのプロ野球。セ•リーグ、パ•リーグ共に一気に混戦模様に!

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7月もそろそろ残り少なくなり、プロ野球ペナントレースもほぼ3分の2を経過した。今年はセ•リーグ、パ•リーグ共に連勝連敗が多く首位争いを演じていたチームが一気に下位に転落というケースが目立つ。

かと思えば、下位に低迷していて浮上の気配がないと思っていたら、いきなり連戦連勝を記録して気が付けば首位争いに首を突っ込んでくるチームもいる。

交流戦がきっかけになってペナントレースの展開ががらりと変わる事はこれまでもあったが、今年は交流戦の成績が良かったソフトバンクと巨人が、その後も好調で一時2位に10ゲーム近い差をつける独走状態になり、両チームの戦力層の厚さから考えて優勝はほぼ確定で、他球団は3位内を狙うしかないかな……、と思っていた。

ところが、7月になって独走状態を続けていた巨人とソフトバンクがまさかの失速。一気に5ゲーム差前後に3、4チームがひしめく混戦模様になりつつある。連勝連敗が多いのでまだまだペナントレースの行方が分からないスリリングな展開が予想され、最後の最後まで目が離せない戦いが続きそうだ。

2回にわたってセ•パ両リーグのここまでの戦いと、終盤の優勝争いについてレポートしてみる。まずはスリリングな争いが続くセ•リーグから。

● 意外の安定感で首位の巨人

空前の戦力補強で優勝争いに加わる事は予想されていたが、強力打線が売りだけに出入りの激しい戦い方になると思いきや、7連勝最多と他球団程ではないかわりに連敗も4連敗が2回だけと安定している。

投手ではエース菅野智之がピリッとせず、8勝はしているものの防御率3•97と安定感に欠けて苦しんでいる。代わりにチームを引っ張るのが32歳の山口俊。ここまで10勝2敗、防御率2•32と安定感抜群で菅野に代わるエースといっても過言ではない。問題は守護神といえる抑えがいない点。

丸佳浩の加入で騒がれた打線は、その加入で刺激を受けた坂本勇人に尽きる。これまで、どちらかというとアベレージバッターのイメージがあったが、今年は勝負強い強打者に変身。打順も1番から4番までこなす最も頼れる主力打者。

山口、坂本という投打の柱がいる上に、だいぶ追い詰められたとはいえ2位にまた4.5ゲーム差があるだけに優勝争いの本命には違いない。ただ、広島に弱い点が気掛かり。

● 爆発力はリーグ随一のDeNA

4月16日からの10連敗の時はどうなる事かと心配したが、交流戦を10勝7敗1分けで乗り切り、7月19日からの7連勝で乗ってきた。巨人が不調に陥った時期だけに一気に4.5差まで詰め寄る2位に浮上。

2番筒香嘉智と聞いた時は、さすがにそれは無いよと思ったが、長打力のある筒香が出塁してソト、ロペス、宮崎敏郎のクリーンアップで返す形が意外にはまってチームに勢いが出てきた。

ピッチャーはすっかりエースが板についた今永昇太、ルーキー上茶谷大河に、何といっても日本を代表する守護神に成長した山崎康晃。

投打にしっかり軸になれる選手がいるというのは、混戦模様のペナント争いの中で計り知れない強みとなる。一気に優勝争いの中心になる可能性もある。

● 浮き沈みの多いここまでの広島

4連覇を狙う広島は選手層では巨人に及ばないだけに、優勝争いの戦い方を知った選手達が波の少ない、そつのない戦い方を進めていくものと思われていたが、今年はアップダウンの激しい道のりになっている。5月の11連勝で抜け出した時は、さすが広島と思ったが交流戦まさかの最下位。さらに6月28日からまさかの11連敗。一時は首位巨人に10ゲーム以上離されて4連覇に赤信号が点ったが、7月中旬の9連勝で息を吹き返し、現在首位巨人に5差の3位。

再び勢いを取り戻したが、正直打線の破壊力という点では巨人、DeNAに及ばないだけに、投手がしっかり投げて自慢の守備力で接戦を勝ち抜く事が4連覇の必須条件になる。

後の阪神、中日、ヤクルトの3チームは4位の阪神でも首位巨人から7•5ゲーム離されただけに、残り試合を考えるとさすがに優勝は厳しい。ただ、3位内ならまだまだ可能性はあるだけに最後まで諦めないで食らい付いてもらいたい。

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