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コロナウイルス感染拡大の中、孤軍奮闘の競馬界の現状

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コロナウイルスによる感染拡大で日本のスポーツシーンが失われている。プロ野球、Jリーグ、ゴルフ、バレーボール、バスケットボール……3月に無観客開催に成功した大相撲さえも、力士に感染者が出て夏場所の開催が危ぶまれている。

そんな中、競馬、競輪、競艇、オートレース等のいわゆる『公営ギャンブル』が無観客開催を続け、一定の成果をあげている。

今回はその中でもギャンブルの花形とも言えるJRA(日本中央競馬会)についてレポートしてみる。

● JRAの現況

コロナウイルス感染拡大による措置としてJRAが無観客開催に踏み切ったのは2月29日。競馬場だけでなくウインズ等の場外発売も禁止。馬券購入は電話•インターネット投票だけ。

当然、大幅な売り上げ減が懸念されたが、第1週の売り上げは2月29日が前年比87.4%。春のGⅠ開幕戦となる『高松宮記念』当日の3月1日は前年比79.9%を記録。大幅な売り上げ減にはならずJRA関係者もホッとしている。

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その状況はその後も変わらず2週目の3月7日、8日分は前年比83.9%。3週目の3月14日、15日分は81.5%と健闘を続けて、昨日4月12日開催の牝馬クラシック第1弾『桜花賞』のレース売り上げも83.4%となっている。

確かに20%弱の売り上げ減にはなっているが、コロナウイルス禍で他のスポーツが壊滅状態にある中で健闘しているとも言える。

● 今後の見通し

JRAの売り上げ減が想定内に収まっている理由として、インターネット投票の浸透が挙げられる。昨年の売り上げに占める電話•インターネット投票の割合は約7割。一昔前なら競馬ファンは競馬場に行って馬券を握り締めながら、大声で声援を送るのが正統派。

それが出来ないファンも近場のウインズで馬券を購入していたものだが、最近は電話•インターネットで目に見えない馬券を購入して、有料チャンネルのテレビやインターネットを通じて無言の観戦をしているのが主流になっている。

無観客開催が発表された2月27日から10日間で新たに約43000人が、電話•インターネット投票会員登録。今後もますます電話•インターネット投票会員の比率は上がっていくはずで、これが現代のインターネット社会の宿命とも言える。

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それでは、若干売り上げが減少するにしても何ら問題もなく万々歳かと言えば、そうともいかない。私には2つほど気になる事がある。

まず、競馬にかかわる人達への影響。日頃開催の度に競馬場やウインズ等で馬券を発売したリ、警備にかかわる人達。更に、場内のテナントで働く人や競馬新聞等を発売しているスタッフ……。この人達の生活が成り立つのだろうか。

また、競馬そのものについても少なからず影響を及ぼすのは間違いない。これから続く春のクラシックロード。競馬ファンにとって最も楽しいレースが続くこの時期。普段は電話•インターネット投票で済ませている人達の中でも、クラシックを始めとするGIだけは競馬場で観戦という人も多い。

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今の無観客開催が長く続いた場合、生で競馬を観て馬券を片手に応援するという生粋の競馬ファンの競馬離れにならないかと危惧する。

ともあれ、あらゆるスポーツシーンの感動が奪われている中、日曜日に毎週欠かさず実況中継で楽しませてくれる競馬。関係者がコロナウイルス感染拡大で開催中止に追い込まれる事態にならないように、細心の注意でレース続行への努力を重ねて欲しい。

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