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玉鷲34歳2ヶ月の史上2番目の最年長優勝。

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関脇玉鷲(34)片男波が13勝2敗で初優勝を飾りました。モンゴル出身力士としては朝青龍、白鵬、日馬富士、旭天鵬、鶴竜、照ノ富士に次ぐ7人目の優勝です。

34歳2ヶ月での優勝はモンゴルの先輩旭天鵬の37歳8ヶ月に次ぐ史上2番目の年長での初優勝になりました。

189センチ、170キロは今場所引退した元横綱稀勢の里と似た体付きです。
しかし、そんな立派な体ですが驚いた事に玉鷲はモンゴル勢の多くが経験しているモンゴル相撲はおろか、スポーツ経験は全く無い状態で19歳で入門したという異例の角界入りです。

モンゴルウランバートル出身で高校卒業後、食料技術大学に進学しましたが、大きな体を利用して相撲を取りたくなり、2003年秋に東大大学院に留学していた姉を頼って来日しました。

しかし、二人とも大相撲のコネも無くたまたま両国を訪ねていた時、力士を見かけて後をついていったら井筒部屋に着いたそうです。
そこで同部屋に所属する鶴竜に出会い相談したところ、旭鷲山の連絡先を教えてもらい片男波部屋に入門しました。

普通、モンゴル出身力士が入門する場合はモンゴル相撲の経験があってスカウトされたり、日本に来て高校相撲で実績を積んで角界入りしますが、玉鷲の場合は異例中の異例といえます。

片男波部屋といえば横綱玉の海を生んだ名門で、どちらかといえば四つ相撲や技能派力士が多かった印象がありますが、相撲経験の無い上に19歳で入門した玉鷲は技能を身につけるより恵まれ体格を活かした突き押しに磨きをかけたのが功を通したようです。

玉鷲は相撲経験も少ないからか、幕内に昇進してからも三役に定着する事が出来ず30歳を過ぎてから急に強くなった印象を受けます。

特に押し相撲に磨きが掛かったのは2年前の32歳になってからでした。三役の常連になり横綱大関にも土をつけるようになりました。

更に、玉鷲の偉大な点は入門以来一度も休場が無いところです。15年間1151回皆勤を続けています。これは片男波部屋の伝統とも言える事で、少しくらい痛みがあっても土俵に上がるのが当たり前になっていて、横綱玉の海も急死する27歳まで一度も休場が無かったそうです。

そんな不器用で稽古熱心な玉鷲がワンチャンスを掴んで今場所見事に優勝しましたが、優勝を決めた千秋楽は第二子が誕生した日と重なりました。
正に二重の喜びですが、一夜明けた今日「夢はかなえるものですね」と、喜びを噛み締めていました。

34歳という年齢から横綱大関は難しいかもしれませんが、相撲が大好きで40歳まで取りたいと言っています。
現在はトレーニング方法の進歩からどのスポーツも現役の寿命が延びています。無欲のベテランがもう一つ上を狙う気になるかもしれません。

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