
大相撲初場所は優勝決定戦で安青錦が熱海富士に勝って優勝
両横綱は優勝争いに加わる事もなく、10勝5敗に終わった
金星6個配給など、乱戦模様だった大相撲初場所のリポート
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新大関Vで来場所綱獲り
新大関安青錦の進化が止まらない。低い態勢からの攻めは力強さを増して安定感が出てきた。先場所までのように一気に土俵際まで押し込まれる場面も減って、安心して見ていられる相撲が増えた。とりあえず受け止めれば簡単には負けない、という自信を持っているように感じられる。
こういう取り口は、一気に出足から勝負する力士とは違って墓穴を掘る確率が低い。今後、更に上を目指す上での安定性にはもってこいの相撲。ただ、やはり軽量ゆえに大型力士の一気の攻めにはまだ課題を残す。過去に名力士と言われた軽量横綱達のように、押されない力強さも必要になる。
来場所は綱獲りになるが、簡単には行かないと思う。両横綱が故障が癒えた時に12勝で優勝に届くとは思えない。特に、大の里には4連敗で全く歯が立たない状況。横綱になるには苦手力士を作ってはならない。打倒大の里と、立ち合い一気の速い攻めを習得した時、横綱昇進が見えてくる。
故障抱えて苦戦の両横綱
場所前には外すと言っていた大きな左膝のサポーターを外す事なく15日間を終えた横綱豊昇龍。持ち前の速い出足からの一気の攻めが殆ど影を潜めた上、得意の逆転の投げ技も膝の故障故からか殆ど見られなかった。そうなると軽量横綱としては安定した成績を残すのは苦しい。
大型力士に力負けしたのは熱海富士だけ。大栄翔戦はともかくとして、その他の3敗はほぼ同じ体の力士。このような力士には持ち前のスピードで圧倒していただけに、今後横綱昇進後の初めての優勝を果たすには更に厳しくなりそう。膝の故障が癒えたとしても来場所は試練の場所になりそう。
左肩の怪我で初場所への出場が危ぶまれていた大の里。7日目まで1敗で切り抜けていたが、以前の圧倒的な破壊力は見られず、中日からの3連敗は全く左が使えず苦戦。終盤戦は立ち直ったように見えたが、千秋楽は豊昇龍に敗れて10勝5敗と不本意な場所になってしまった。
気になるのは左肩の故障が一過性のものなのか。親方の元横綱稀勢の里のように、完治しないまま土俵に上がって致命傷にならないかが心配。まずは左肩を完全に治して、来場所に向けてさらなる精進を期待したい。唯一無二の存在を言明したからには、来場所は安青錦の壁になってほしい。
若い世代の活躍は本物か
両横綱もまだ20代半ばと十分に若いが、更に年下の活躍が目立った今場所。8勝7敗に終わったが両横綱を破って、強烈なインパクトを与えたのが前頭筆頭の義ノ富士。まだ角界入りして11場所と経験が浅い。大学から幕下最下位格付出でデビュー。十両は連続優勝で2場所で通過。
立ち合いの鋭い当たりと、右四つからの勝負勘の良さで勝機を掴む積極的な相撲で入幕から4場所連続勝ち越しと、まだ初土俵から負け越しが一度もない。今の幕内上位は実力者揃いで勝ち越すのも難しいが、もう少し揉まれれば化ける可能性がある。
もう一人は義ノ富士と同じ伊勢ヶ浜部屋の23歳の熱海富士。187センチ、195キロと大の里にも劣らない体格で、今場所も含めて3回の優勝争いに加わり将来を嘱れていた力士。ただムラっ気があり、この2年程は低迷。大の里や安青錦に先を越されてしまった。
しかし今場所は体を活かして前に出る積極的な相撲で、両横綱を破るなど3日目から9連勝で優勝争いに加わった。ただ、安青錦には本割と決定戦とも勝てずに優勝を逃した。今場所のような相撲を取り続ければ大化けも可能。ただ、好成績の後に失速する力士も多く、来場所が試金石になる。
