野球も大相撲も終わって、今年のスポーツは一区切り
そんなオフシーズンの野球から、田中将大と近藤健介
あと、バスケットで独りよがりな発言で問題の八村塁
今週のスポーツア・ラ・カルトは、この三選手の話題
楽天に見切りをつけた田中
まさかの一報に信じられない思いだった。空前絶後の24連勝で楽天を初めての日本一に導いた田中将大。それを金をケチって自由契約に追い込むとは楽天もそんな球団だったって事だね。
確かに、楽天復帰後の田中はかっての球威はなくなったかもしれない。しかし、復帰1年目、2年目は好投しながらも12球団一の貧打線で勝ちに恵まれなかっただけ。補強を怠った球団の編成のミスなはず。
今年は手術の影響で出遅れてしまったが、調整さえ出来ればあんな成績の投手ではない。あと一年待って当然なのでは。田中は年俸に拘っている訳ではない。しかし、手術明けを考慮もしないで大幅ダウンとは何か納得出来ない。
球団初の日本一に24連勝で導いたレジェンドに対しての配慮に欠ける。「この球団はもう終わりだ」と言った大久保博元元監督。本業が苦戦中で資金がないのかもしれないが、こんな状況なら球団を手放した方が日本の球界のためかも。
おかしくないかMVP選考
今年のMVPが発表された。セ・パ共に優勝チームから選出されたが、パ・リーグで近藤健介が選ばれたのは納得行かない。別に近藤に文句を言っているのではなく、選んだ記者達の見識のなさが問題。
確かに近藤は柳田悠岐不在の中、コンスタントに持ち前の安定した打撃で今シーズンの序盤戦から中盤戦を支えた。しかし、終盤戦は欠場して年間を通してチームに貢献したとは言い難い状況。
対して一年間全試合出場して、4番打者としてチームを引っ張ってきたのが山川穂高。打率こそ低いものの、34本塁打、99打点でパ・リーグ2冠獲得。4番打者という点は大した意味はないが、この成績はMVPに値するもの。
MVPは全国の新聞、通信、放送に5年以上携わる記者の投票で選ばれる。優勝に貢献する等の好成績をあげるのが条件。もし仮に、昨年の山川のスキャンダルを考察してというなら筋違い。野球に携わる記者なら公正に選んで欲しい。
何様のつもりか、八村塁よ
NBAレーカーズ所属の八村塁の発言が世間を騒がせている。まず最初に、「何様のつもりか八村」と言っておきたい。6季NBAに所属しているというが、そこでエースとしての働きをしているとも思えない。
そんな一選手に過ぎない身で、日本バスケットボール協会やトム・ホーバス監督を名指しで批判。その理由が活動費の使い方、ホーバス監督の続投など、選手が関わる筋でない事柄ばかり。ただの愚痴に過ぎない。
特に問題なのは、ホーバス監督が世界的なレベルのコーチではないという点。その前に自分が世界的レベルかと考えてみるべき。パリオリンピックでは抜きん出た活躍もなく、逆に退場してチームの足を引っ張っる結果になっている。
この問題に対するスポーツ庁の室伏広治長官の八村寄りの発言も情けない。バスケットボールは団体競技。こんなチームの和を乱す選手は相手にしないで、日本に在住する選手だけでロサンゼルス五輪を目指して欲しい。