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冬季北京オリンピック、ヒーロー、ヒロイン❗平野歩夢、高木美帆

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2月初めから競技が行われていた冬季北京オリンピックが、2月20日の閉会式で幕を閉じた。はっきり言って、色々問題のある中国でのオリンピック開催には反対ですが、選手達はそんな政治的思惑に関係なくベストを尽くしてくれたと思いたいます。日本は金3銀6銅9と合計18個のメダル獲得。前回平昌五輪の13個を大きく上回って冬季オリンピック最多を更新した。ただ、個人的には史上最強の選手団と思っていたので金メダル3個だけに終わったのは不満です。ともあれ、メダリスト達だけでなく、目標に届かなかった選手達も日本代表として戦った誇りを胸に今後の競技生活や第二の人生に立ち向かって欲しい。

2月20日

銀 カーリング女子

最終獲得数 

孤高の表現者・平野歩夢

平野歩夢が『人類史上最高難度』とアナウンサーが絶叫した、縦方向に3回転しながら横にも4回転するというトリプルコーク1440をオリンピック史上初めて成功させた、スノーボードハーフパイプ2回目の滑走。誰もが最後の滑走を残して金メダル確定の得点が出るものと疑わなかった。しかし、平野の得点は91.75点でその前に滑走したオーストラリアのスコッティ・ジェームズの92.50には及ばなかった

これに対して、すぐに世界中から非難の声が上がった。ある解説者は「ハーフパイプ史上最高のランだった。信じられない、これは茶番だ」と激昂。また、別の解説者は「今まで見てきた中で最低のジャッジ」と批判。ハーフパイプの採点は難度、高さ、完成度、多彩さ、革新性などをもとに、審判員がたった20秒から30秒の間に自分の主観で採点する。数値化されていない中で時間に追われながらジャッジする原始的採点方法が産んだ採点ミスとしか言いようがない。

しかし、平野の凄さはここから。「2本目の点数は納得いってなかったが、怒りが多分気持ちの中で上手く表現出来た」と語る。確かに、3回目のスタート直前の平野は怒りながらも極限状態のように研ぎ澄まされていた感じがする。今大会でも様々な競技で色々な選手が一発逆転の大技を狙って勝負に出る場面があったが、殆んど失敗に終わっている。怒りを意識しながらなお冷徹に自分を見詰め、研ぎ澄まされた状態で更なる成功を収めた平野歩夢は正に孤高の表現者だった

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氷上の女王・高木美帆

2月5日 3000m

  7日 1500m

 12日 パシュート1回戦

 13日 500m

 15日 パシュート準決勝、決勝

 17日 1000m

スピードスケート女子で5種目に出場して金1銀3、合計4個のメダルを獲得した高木美帆。上記の日程で分かるように、開幕から終盤まで休む暇がなく参戦していた。「内臓がぎりぎり。胃の中でうまく処理出来ない感じ」「しんどい時期もあった」と、日を重ねるごとに弱音を吐く事もあった。しかし、それを勇気に変えてくれたのは「感動した」「笑って欲しい」という周囲からの励ましの言葉だったという。

今大会中も「5種目も本当に出来るんだろうか」と躊躇いの生まれた時期もあったという。しかし、今回のテーマは『挑戦』「誰かができるんだから、あなたもできる!みほ」と書かれた母校の帯広南商業高校の校舎入り口のガラス戸。最後まで挑戦を諦めないという強い意思を後輩に伝えるためにも止めるわけにはいかない。「自分の全てを出し切ることができた」と、氷上の女王に君臨した高木美帆は、力の差を感じたという3000メートルのレベルアップを掲げて、真の最強ラウンダーとして3月の世界選手権に挑む

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トピック(誇り高き挑戦者)

2月17日、スノーボード男子ビッグエア決勝。3回の試技の中で得点の高い2回の合計得点で争われるこの種目。1回目転倒した大塚健は2回目にこの日の全ての選手の全試技の中の最高得点となる95.00点をマーク。普通なら難度を抑えて確実に得点を稼げる選択肢もある中、「レベルの高い試合で抑えて4位とか絶対嫌だし、攻めた結果」という大技に挑戦して失敗。「オリンピックのプレッシャーの中で決められなかったのは、今の自分の実力。次に向けて頑張れば」と前を向いた。

また、4位か……観ていて切なくなった岩渕麗楽の3回目の『トリプルアンダーフリップ』の大技。1回目83.75点、2回目82.25点で前回平昌五輪と同じ4位からの逆転を狙った果敢なチャレンジ。「やっぱ、トリプルやってみたい。トリプル挑戦して絶対勝ちたい」と言った岩渕。勇敢に挑んだジャンプは成功したかに見えたが、無念の転倒。しかし、試技を終えていた各国のライバル達が駆け寄って、祝福のハグ。「転んだのに褒めてくれて、声を掛けてくれて最高の環境」と感謝。またもメダルには届かなかったが、岩渕麗楽の名は世界中に知れ渡った。

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