7月14日ベナントレース前半戦が終わった。コロナウイルス禍の中、無観客試合や10000人以下の試合など特別な環境の中で、コロナウイルス陽性の選手もあったが、大きな混乱はなく終えられた事に安堵している。これから、オールスターや東京オリンピック等で更に盛り上がるはず。ただ、東京をはじめ全国的に感染拡大の様相を呈していて、先行きは不透明。
理想は東京オリンピックで侍ジャパンが金メダルを獲得して、感染拡大する事なく無事に終了して、後半戦へいいムードで入って行ける事。難しそうですが、せめて前半戦みたいに観客制限があっても日本シリーズまで続けられる事を祈りたい。そういう意味も込めて、前半戦が終わったばかりですが、日本一早い両リーグの優勝争いを占ってみます。
セ・パ両リーグの順位
セ・リーグ
1 阪神 48勝33敗 3分 ---
2 巨人 43勝32敗10分 2.0
3 ヤクルト 42勝32敗 9分 0.5
4 中日 32勝42敗12分 10.0
5 広島 30勝42敗10分 1.0
6 DeNA 31勝44敗11分 0.5
パ・リーグ
1 オリック 42勝34敗11分 ---
2 楽天 41勝36敗11分 1.5
3 ロッテ 37勝34敗12分 1.0
4 ソフトバ 37勝37敗14分 1.5
5 西武 33勝38敗14分 2.5
6 日本ハム 30勝42敗 9分 3.5
セ・リーグの優勝争い
一時は独走態勢を築いた阪神。チームの勢いからこのまま行くかと思われたが、交流戦直後からの巨人の猛追で2ゲーム差で折り返し。3割打者が皆無になって、打撃成績ベストテンに一人も入っていないが、現状打破には佐藤輝、サンズ、マルテ、大山の長打力で勢いを付けるのが第一。投手では青柳に加えて藤浪が鍵を握る。
巨人は菅野がパッとしない分、高橋と戸郷が頑張っているが、もう一枚位先発に欲しいところ。抑えも他球団のような絶対的守護神不在が気がかり。打線も規定打席に達しているのはウィーラーと岡本和だけという寂しさ。ただ、前半戦に戦列を離れた坂本や丸が復帰して、打高になる夏場に戦力充実するのは他球団には脅威。
正直なところ、ヤクルトが阪神、巨人と差のない3位にいるとは迂闊にも気付かなかった。星勘定が出来る先発は小川一人だけの状況で、その小川もコロナウイルス感染で登録抹消。二枚も三枚も足りない先発に奥川の成長が鍵。巨人同様に青木、山田、村上のトリオにオスナ、サンタナの両外人の迫力ある打線が引っ張るしかない。
優勝争いという点では、阪神、巨人、ヤクルトが2.5ゲーム差でしのぎを削るが、そこから10ゲーム以上離された中日、広島、DeNAの巻き返しは苦しい。戦力的には巨人が優位かもしれないが、ズバリ優勝は新人佐藤輝等の打線で勢いを付ける阪神。巨人、ヤクルトが最後まで食らい付く。
パ・リーグの優勝争い
こう言っては失礼だが、上位3チームが意外な顔触れ。オリックス首位の原動力は何と言っても左右のエース、宮城と山本の活躍に尽きる。共にリーグトップの9勝で防御率も1、2位。ただ、二人に次ぐ投手の出現が優勝への条件。打線も吉田と杉本は抜群の貢献度だが、他の打者との差が大きい。投打共に層が薄く息切れが心配。
楽天は投手が揃っているので、躍進の予想はあったが、打線が小粒で破壊力に欠ける。エース田中は打線の援護に恵まれず4勝止まりが誤算。抑えの松井は健在なので、好調な則本、早川に田中、涌井、岸の調子が上がれば万全。打撃陣は長打力に欠け、外国人も全く期待外れの現状では今後の戦いは厳しいものになりそう。
出遅れた感のあるロッテがいつの間にか3位。投手は8勝4敗の岩下が目立つだけで、石川、小島、美馬の活躍が待たれる。守護神益田に繋ぐ試合を増やせるかが課題。打線は荻野、中村が出てマーティン、レアードで返す形を増やせるかが鍵。安田、藤原の若手が勢いを付ける活躍を見せられれば台風の目になりそう。
6位の日本ハムは無理だが下位のソフトバンク、西武までチャンスがある。打撃で柳田を中心にデスパイネとグラシアルの復調。投手で千賀待ちのソフトバンク。外崎が戻って打順が固定出来る上に、高橋、松本、今井の先発に抑えの平良と充実の西武。ズバリ、楽天、ソフトバンク、西武の優勝争いになる。
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