
パ・リーグの圧勝で終わった交流戦
そして、先週からリーグ戦再開
今回は打撃タイトルを狙う選手達のリポ
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打率
佐藤輝明(神) .360
森下翔太(神) .298
中野拓夢(神) .289
打点
佐藤輝明(神) 47
大山悠輔(神) 41
森下翔太(神) 38
坂倉将吾(広) 38
本塁打
森下翔太(神) 16
佐藤輝明(神) 15
サンタナ(ヤ) 12
キャベッジ(巨) 12
首位打者
一時は4割超で推移していた佐藤輝明の打率。流石に落ちてきたが、それでも2位に6分以上差をつける3割6分。昨年までは強打というイメージか強過ぎて首位打者争いに加わるイメージがなかった。一発ハマれば手がつけられない怖さはあるが、ムラがあって御しやすい投手もいたはず。
ところが、今年は打席に入った時に落ち着きが見られる。昨年の本塁打と打点の2冠獲得の自信に溢れている。ある評論家は見逃しの怖さが出てきたという。狙い玉を絞って打つのは当然だが、その範囲を狭めて待ち、好球でも見逃すという。それが逆に相手投手にプレッシャーを与えている。
しかし、シーズンはまだ半分以上を残している。本塁打や打点は減る事がないが、打率は増減があるだけに大差でも確信はもてないはず。それを追うのが同じ阪神の森下翔太と中野拓夢。昨年から急成長して阪神のクリーンアップを務める森下は乗った時が怖い。
佐藤同様に強打のイメージはあるが、昨年までの佐藤のような荒らさは感じられない。それでも、足でコツコツ稼ぐというタイプでもないだけに、6分の差は大きい。むしろ、7分近い差はあるがミートセンスと俊足の持ち主の中野の方が手強そう。いずれにしても、佐藤の優位は変わらない。
打点王
打点王には打順も関わってくる。日本では以前から4番が最強打者と言われている。しかし、それは大した根拠はない。メジャーでは有力打者を1番、2番に持ってくるチームも増えている。理由は打席に立つ機会が多くなるからだろう。そこまでは行かなくても3番が最強打者と思っている。
1、2番は確かに打席は多いが、ランナーが溜まるケースでの打席は少なくなる。その点、3番こそ打席機会と、ランナーを置いての打席増で打点は稼ぎやすいはず。今季殆どが3番森下、4番佐藤で臨んでいる阪神。今のところは佐藤が9点リードだが、森下が3番を活かせば逆転も可能。
その他ではやはり阪神の大山悠輔がこのところ打撃好調で佐藤に7点差の41打点と迫ってきた。しかし、阪神の5番という打順では打点王獲得には厳しいだろう。3番森下、4番佐藤の本塁打が多いだけに、貯まったランナーを一掃されて打席が回ってくるケースも多いので不利になる。
5位に低迷している広島の坂倉将吾や、最下位の中日の細川成也もそれぞれ38点、36点と健闘しているが、前を打つ選手の出塁率が低く逆転は不可能と見る。結局、ここも阪神勢の争いになる。三冠王を狙う佐藤にとって皮肉にもチームメイトの2人が最大のライバルになるのか。
本塁打王
佐藤にとって、三冠の中でも最も確実にタイトルを獲得出来ると思っていた本塁打。しかし、4月、5月に7本づつ放っていたアーチが6月3日の交流戦の西武戦15号を最後にピタリと止まってしまった。現在のところ6月のホームランはこれ一本だけ。
ヒットは出て、再び打率は上昇気味なのでスランプではないが、この沈黙はどう解したらいいのか。その間に森下は着々と本数を伸ばして、ついに逆転の16号。今の段階で抜かれた事による焦りはないと思うが、気になる状況ではある。
阪神コンビの他には優勝争いを繰り広げるサンタナ(ヤクルト)が12本。巨人のキャベッジ12、ダルベック11本。更にペースを上げてきた阪神の大山10本と2桁はここまで。今のところ、森下、佐藤の争いになる可能性が高い。
しかし、ホームランは乗り始めたらポンポン出るもの。それは、上記のスラッガー全てに言える事で、誰にも抜け出せる可能性はある。それでも、今後量産して最終的には佐藤が抜け出す公算が高い。阪神の選手としては、バースに続いて40年の時を超えて三冠王を狙う佐藤の本塁打に注目。
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