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コロナ禍で異例の名古屋場所❗大器逸の城、悲願の天皇賜杯‼️

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全く新型コロナウイルス対策に無為無策の岸田政権で一日の感染者はとうとう20万人超え。それでも尚、緊急事態宣言はおろか蔓延防止法案も論ずる気配もなく、今後どこまで感染拡大するのか先が見えない。その影響はスポーツ界にも及んでプロ野球、サッカー、先日まで開催した世界陸上など広範囲に及んでいる。

当然、大相撲も例外ではなく名古屋場所前に元大関高安が所属する田子ノ浦部屋で感染が発生し、部屋に所属する力士は全員休場を余儀なくされた。そして、それは場所に入っても続き大関御嶽海、関脇大栄翔の上位陣の他に前頭琴ノ若、玉鷲、遠藤などの人気力士休場幕内だけで故障含めて16休場という異例場所なった

大器覚醒か逸ノ城

2010年モンゴルから高校相撲の名門・鳥取城北高校に横綱照ノ富士と同じ飛行機で来日。その後同校の寮でも同じ部屋で暮らした逸ノ城。年齢は照ノ富士より2歳下だが高校卒業してすぐに角界入りした照ノ富士と違って、社会人として鳥取で実業団横綱を獲得して湊部屋で初土俵を踏んだのは3年遅れの2014年。外国人初の幕下付出で2場所連続6勝1敗の好成績で十両昇進。その十両でも11勝4敗、13勝2敗で史上2位の4場所での新入幕を果たした

そして、逸ノ城が怪物と言われた2014年秋場所。初日から6連勝し、7日目に土が付いたがその後2大関1横綱を破り、14日目に横綱白鵬との直接対決で敗れて13勝2敗で優勝は逃したが、九州場所には関脇昇進を決めた。すぐにも大関、横綱の期待を掛けられたが、それから8年逸ノ城の低迷が続いた。時には14勝を挙げるなどの活躍もみられたが、好成績が続かない。200キロを超す体重は相手には脅威となるが、それによって腰椎間板ヘルニアが持病となり、負担を少なくするための体重の増減を繰り返し、いつの間にか逸ノ城らしい豪快な取り口が少なくなってしまった

昨年から今年にかけて2度の新型コロナウイルス感染。先場所は全休して、同じ西前頭2枚目臨んだ名古屋場所。この8年間次々に横綱、大関に先を越され続けた逸ノ城。同時に来日した盟友照ノ富士の復活を目にして発奮。更に、春場所若隆景にまで優勝され大関候補と言われた事で火が付いた。とにかく、今場所の逸ノ城は落ち着いていた。張り差しから相手を捕まえて前に出る相撲に徹していた。下から攻められてズルズル下がって諦めるケースが少なかった。「今回の事をきっかけにしたい。目の前の一番に集中して行きたい」忘れ物した優勝を手にして、今度は差を付けられた盟友を追い掛ける

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横綱・大関の評価

両膝に古傷を抱えながら一人横綱として毎場所責任を果たしてきた照ノ富士。今場所も先場所と同様に序盤で星を落とす苦しいスタート。しかし、6日目から8連勝して逸ノ城とトップに並んでこのまま連覇かと思われた。ところが、今場所は立ち合いから相手を捕まえて寄る万全な取り口が少なく苦戦が続いていた。両大関に敗れたような左右への動きや、押されて後退した時に不安。膝の古傷の完治は無いのだから、立ち合い鋭く前に出て早めに相手を捕まえる相撲に徹せられるかが鍵

毎場所恒例のようになってしまった大関陣の取りこぼし。三大関の中で最古参となった貴景勝も首の痛みを庇ってか、持ち前の相手を圧する当たりが影を潜め苦しんでいる。その当たりだけで大関を掴んだ力士だけに致命傷とも言える首の故障。その割には今場所は最後に照ノ富士を破るなど11勝で存在感を示した。しかし、いつも言う事だが突き押しだけで綱を張るのは至難の業。まだ25歳の若さだけに、この首の故障を転機として回しを取って前に出る相撲を探究して欲しい。それ以外に上への地位は望めない

早くも4回目のカド番で迎えた正代。初日から3連敗を喫し序盤戦を1勝4敗で終えた時には、もう終わったと思ったのは私だけではないだろう。成績だけでなく、目に力が無く自信喪失のように見受けられた。しかし、6日目から大栄翔、逸ノ城を押出した辺りからガラリと変わった。前回のカド番脱出の時もそうだったが開き直れたのだろう。中盤以降、横綱を破るなど9勝1敗は実力者の証。「優勝争いに絡んでいかないといけない」と自らに言い聞かせた正代。課題は精神面だけ。上を目指すにはそれ程時間もない。来場所以降の正代に期待する

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活躍期待の力士達

今場所は新型コロナウイルス感染拡大で戦後最多の幕内42人中16人離脱という異例の場所。全休の実力者高安、若手で勝ち越し寸前でリタイアした琴ノ若、6勝2敗で休場を余儀なくされた一山本などだけでなく、途中休場に追い込まれた力士は土俵に未練を残した形。中でも大器と期待されている琴ノ若は、真っ向から攻めの相撲で2大関に土を付けるなど十分に力を発揮した。来場所大関候補の一人として注目したい

その他、今場所の成績次第では大関の可能性もあった若隆景、突き押しで上を目指す大栄翔阿炎は勢いが落ちていた。自分の相撲を見直し、変えるなどして再度チャレンジして欲しい。9勝6敗と成績は残したが横綱大関陣を一人も倒せなかった豊昇龍。粘り腰はあるが相手を圧倒する出足がなければ、上を目指す成績は残せない。来場所以降も感染次第では場所前の出稽古も再び中止になりそうな状況。こんな時こそ日頃の稽古と研究が明暗を分ける。全ての力士の奮闘を期待したい

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